カテゴリ:歴史 文化 古史料 著名人
〔芭蕉、埋木の伝授〕延宝二年三月十七日 芭蕉は「貝おほひ」一編を奉納して、この年の春(あるいは九月)に江戸に下ったと伝えられる。しかし東下の年次は必らずしもこの年ときめられない。ただ確実なことは、遅くとも三年後延宝三年(一六七五)春以前に江戸に下っていたことと、その前年延宝二年三月十七日、師の季吟から、作法書『埋木』の伝受をうけている事実だけである。 芭蕉翁記念館に蔵する書、季吟が自著で「宗房生」が「俳諧似心浅カラザルニヨリテ」この作法の秘書を写させ、奥書を加える旨を書きつけて、「延宝二年弥生中七季吟(花押)」と著名しているからである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年05月31日 07時26分21秒
コメント(0) | コメントを書く
[歴史 文化 古史料 著名人] カテゴリの最新記事
|
|