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2020年05月31日
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原爆投下 トルーマン声明 昭和二十年八月六日

  

トルーマン大統領声明

 

           ホワイトハウス新聞発表

              一九四五年八月六日

    

合衆国大統領の声明

 

 一六時間前、米国航空機一機が日水陸車の重要基地である広島に爆弾一発を投下した。

その爆弾は、TNT火薬二万トン以上の威力をもつものであった。それは、戦争史上これまでに使用された爆弾のなかで最も大型である。

英国の「グランド・スラム」の爆発力の二〇〇〇倍を超えるものであった。

 日本は、パールハーバーにおいて空から戦争を開始した。彼らは、何倍もの報復をこうむった。にもかかわらず、決着はまだついていない。

この爆弾によって、今やわれわれは新たな革命的破壊力を加え、わが軍隊の戦力をさらに一層増強した。これらの爆弾は、現在の型式のものがいま生産されており、もっとはるかに強力なものも開発されつつある。それは原子爆弾である。宇宙に存在する基本的な力を利用したものである。太陽のエネルギー源になっている力が、極東に戦争をもたらした者たちに対して放たれたのである。(中略)

 今やわれわれは、日本のどの都市であれ、地上にあるかぎり、すべての生産企業を、これまでにもまして迅速かつ徹底的に壊滅させる態勢を整えている。われわれは、日本の港湾施設、工場、通信交通手段を破壊する。

誤解のないように言えば、われわれは、目本の戦争遂行能力を完全に破壊する。

 七月二十六日付最後通告がポツダムで出されたのは、全面的破滅から日本国明を救うためであった。

彼らの指導者は、たちどころにその通告を拒否した。もし彼らが今われわれの条件を受け容れなければ、

空から破滅の弾雨が降り注ぐものと覚悟すべきであり、それは、この地上でかつて経験したことのないものとなろう。

この空からの攻撃に続いて海軍および地上軍が、日本の指導者がまだ見たこともないほどの大兵力と、彼らにはすでに十分知られている戦闘技術とをもって進攻するであろう。

 

(出典)山際晃・立花誠逸編『資料マンハッタン計画』






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最終更新日  2020年05月31日 14時46分06秒
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