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埋蔵金伝説 北海道 伝承神(オイナカムイ)の宝(トミカ)
□ 北海道・神威岳山麓。 □ 明治末年、江差地方におこったゴールド・ラッシュをみてもわかるように、北海道の河川には、昔から多くの砂金がでた。 アイヌのツキノイ(酋長)は和人(日本人)が黄色の砂(砂金)を好むことを知っていたので、砂金のあることが知れたら、自分たちの土地が荒らされることを恐れて、配下に命じて、これまで採掘した砂金の山を岳の麓に埋めさせた。これ承神(オイナカムイ)の宝(トミカ)と呼ばれるものである。 アイヌには文字がないために記録めいたものはなく、この埋宝についても、子から孫へと口伝えに語りつがれてきた。 とろが明治三十三年、‘監獄部屋人夫野村憲一が神居古潭(カムイコタン)に近い魔ケ谷の地獄穴の洞穴で、砂金の川をみつけた。これが、その一部ではないかとみられている。野村はほんのわずかを持ち出しただけで病死したので、残りの大部分は今もって洞窟内、および付近の神威岳の山麓一帯に眠っている といわれる。 □ 広い北海道の砂金を集めたものだけに、もし発見されれば、数十兆円にはなろう。お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年06月06日 10時01分31秒
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