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山梨県歴史文学館 山口素堂とともに

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2020年09月17日
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芭蕉、「月十四日」真蹟懐紙 
  
  『芭蕉・旅・甲州』
   都留市博物館 ミュウジアム都留
    一部加筆 山梨歴史文学館
 
   高山糜塒興行にて
   草庵の月見ける
 洛の信徳 山素堂 
各々佳作有り 
素堂月見の記ヲ書
  
月十四日今宵三十九の童部
     芭蕉庵挑青(落款印「青」)
 
 秋元藩家老の高山糜塒が催して、
深川の芭蕉庵で月見の会が興行される。
その会に京都の俳人・伊藤信徳、
さらには芭蕉の友人の隠者・山口素堂も参加したのである。
その折の月見合に興じて、素堂は「月見の記」を記したのだという。
満月に至らぬ「十四目の月」と不惑(四十歳)に至らぬ己の状況とを、
重ね合わせて興じた一句と思われる。
 
本資料は、上野洋三の手により、
「新出「月十四日」芭蕉自筆懐紙」(「会報大阪俳文学研究会」33
として紹介されたものである。
ただし、一句の解釈とともに成立年次に関しても、
微妙な揺れが観察されるものでもある。
天和二年成立説と貞享元年成立説の二つである。略





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最終更新日  2020年09月17日 13時07分56秒
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