カテゴリ:白州町・武川町 歴史文学史蹟資料室
名称変更された神宮川 【旧 広報白州】
釜無川の支流「濁川」がこのほど河川名称を「神宮川」に変更いたしました。これは町からの申請を建設省が五月一日付官報で認可したもので全国的にも珍しいケースだといわれております。 濁川からは、毎年中学生や青年の奉仕活動で明治神宮に白玉砂利の奉納を続けておりますが、これは古く大正時代の神宮御創建のときより旧菅原村の青年団が玉石、玉砂利を御奉納申し上げた由緒あるもので、戦時中一時中断しましたが、昭和三十二年の神宮御再建の折には更に貨車で八十台に及ぶ玉石、玉砂利を御奉納いたしました 爾来神宮との結びつきは、大変深く純白な美しい砂を産出する河川でありながら、「にごり」川ではイメ-ジがぴったりしませんので改名されたわけです。 三十四年災害以来続けられている護岸工事も急ピッチで進み川の流域も近代スタイルに衣更えして植樹された桜が将来の観光を約束しております。 折から附近には、サントリー丁場の建設等色々の面での開発が進められ神宮川の脚光はいよく深められていくでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年03月25日 06時47分09秒
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