カテゴリ:俳人ノート
山崎宗鑑忌 (俳諧歳時記・冬 s22)
陰暦十月二日、山崎宗鑑の忌日である。 宗錯は近江の人。一休に師事したことがある。 讃岐で癪を患い、天文二十二年十月二日歿、年八十歳。
以下五人の忌日は新暦にして秋季に属せしむべきだと思って、はじめは冬の部に省いて居ったが、秋の部になく、さすれば歳時記より抹殺さるゝことになるので、校正の節簡単に挿入することゝした。
嵐雲忌 (俳諧歳時記・冬 s22)
陰暦十月十三日、服部嵐雪の忌日である。 淡路に生れた。芭蕉の門に入って、其角と並び称せられた。 宝永四年十月十三日病歿、歳五十四、駒込竹町常験寺にその墓がある。
嵐爾忌 嵐雪忌残る白菊黄菊かな 魚里
来山忌 (俳諧歳時記・冬 s22)
陰暦十月三日、小西来山の忌日である。 来山は大阪の人、享保元年十月三日歿、年六十三、逢飯山一心寺に葬る。
浪化忌 (俳諧歳時記・冬 s22)
陰暦十月九日、浪化上人の忌日である。 芭蕉の門人で、元禄十六年(1703)十月九日寂、年三十二という。 或は十月十三日が忌日といふ
浪化忌 浪化忌や司晨楼建つる志 句仏 浪化忌や未だ詣でず瑞泉寺 綾華
几董忌 (俳諧歳時記・冬 s22)
陰暦十月七日、高井几董の忌日である。京都の人、 几圭の子で蕪村の門人である。 寛政元年(1789)十八七日歿した。或は十月二十三日ともいう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年04月20日 06時36分53秒
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