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山梨県歴史文学館 山口素堂とともに

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2021年06月09日
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カテゴリ:山口素堂資料室

『毫の秋』〕素堂の孫、素安の著

 素堂号の継承 素堂の孫が確認できる。

執文朝が愛子失にし嘆き我もおなしかなしみの袂を湿すことや、

往し年九月十日膏祖父素堂亭に一宴を催しける頃、

  よめ菜の中に残る菊

といひしは嵐雪か句なり、猶此亡日におなしき思ひをよせて

  十日の菊よめ菜もとらす哀哉

かくて仏前に焼香するの序秋月素堂が位牌を拝す、百庵もとより素堂か一族にして俳道に志厚し、我又俳にうとけれは祖父が名廃れなむ事を惜しみ、此名を以て百庵に贈らむ思ふに、そかゝるうきか中にも道をよみするの風流みのかさの晴間なく、たゝちにうけかひぬよつて、素堂世に用る所の押印を添て、享保乙卯の秋(二十年・1735)九月十一日に素堂の名を己百庵にあたへぬ

                 山口素安

万葉集

 くるしくも降来る雨かみわが崎 

さのゝわたりに家もあらなく

是をとりて京極黄門定家卿、

 駒とめて袖うち払ふ影もなし 

さのゝわたりの雪の夕ぐれ

評に云ふ、万葉の歌はその場にいたりてよめる。定家卿の詠は想像でよめる題詠也。

予 

さのゝわたり降来る雪か白妙の 

袖こそはらへ冬の夕暮

      浅草不二山人  百庵道阿八十五翁

 

来雪と云事の出所に詠之而己与之於佐々木氏

 






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最終更新日  2021年06月09日 15時34分52秒
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