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山梨県歴史文学館 山口素堂とともに

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2021年11月13日
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カテゴリ:山口素堂資料室

素堂68才 宝永六年(1709)『とくとくの句合』自著 序

 

  七そじちかき秋の頃、

わらは病にかかりて、

三途川二瀬もこえなんとせしが、

立帰り、病のひまある時、

むかしいひ捨てたる狂句どもを

おもひ出て自の句を左右にわかち、

西行法師の御裳濯川のまねして、

三十六番の句合となし侍れど、

今の俊成卿とたのむ人もなければ、

判者も又素堂なり。

其角が句兄弟は、他の旬を寄せ合ての名なり。

今此句合は一腹一生にして、

多くはみそじ前後の奮ことなれば、

おかしくもつたなく見給はんかし。






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最終更新日  2021年11月13日 18時29分20秒
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