カテゴリ:山口素堂資料室
素堂72才 正徳三年(1713)素堂序。『とくとくの叙』--稲津祇空著--
有無庵祇空といへる人、 宗祇の墓どころにて髪をたち みづから祇の字を取て名とし、 うつしおくわがかけ、 とよめるをとりて
わが影もかみな月なり石の上
となん読よめるける。 隅田川のほとりに庵をむすび、業平の、
わがおもふ人はありやなしや
とよみ玉へるをとりて名とそす。 素堂もまねくにしたがひ、 はじめてまかりて
髪をしみそり捨にけむかみな月 素堂
宗祇の蚊帳はありやなしや 素堂 秋山ぶきの葉さへ塵塚 祇空 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年11月13日 18時46分14秒
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