甲斐が根 甲斐のけ衣
▽ 東歌 かひかねに しろきは ゆきかや いなをさの かひのけこもや さらすてつくりや さらすてつくりや
甲斐が根に 白き雪か いなおをさの 甲斐の褻衣 晒す手作り 『万葉集』
▽ かひ歌
かひがねは さやかにも見しが けけれなく 横ほりふせるさ さよの中山 『古今和歌集』【成立-延喜十三年(913)頃】
▽ 布 よみ人しらす
をち方に 白き花こそいなをさの かひのてなこ(てこな)の さらすてつくり 『夫木和歌集』
▽ 衣 前大納言言隆卿 ( 1145~1151)
ふり積る 白根の雪はいなをさの かひのけころも ほすとみえたり 『夫木和歌集』「久安百首」
▽ かひのけ衣 太宰大貳重家
月影に かひのけ衣たゝすかと みれは白峯の 雪にそありける 『夫木集』「安元元年閏九月歌合」(1175) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年12月27日 10時05分23秒
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