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2021年12月27日
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甲斐の古歌 紀貫之 順徳天皇詠 前中納言定家卿


 ▽ 紀貫之(延元二年/924)御屏風

   

かひがねの 山里見ればあしたづの

命をもてる人ぞ すみける   

 『六帖和歌集』  (868~945)

 

 ▽ 順徳天皇詠                               

    

かひかねは 山のすかたもうつもれて

雪のなかはに かゝる白雲  

【成立-貞元・天文頃 976~982                   

    『順徳院御集』 類従群集 巻四百二十四 

【成立-貞永元年 1232              

                               

 ▽ 旅の歌とてよめる 大江義重

   

雪つもる かひの白峯をよそに見て

はるかに越る さやの中山 

『新千載和歌集』

 

 ▽ 前中納言定家卿

   

かひかねに 木の葉吹しく秋かせも

心の色を えやはつたふる 

『新拾遺集』

 

 ▽ 信實朝臣                                                              

   

春のくる 霞をみれはかひかねの

ねわたしにこそ 棚引にけれ 

『夫木集』「建長八年(1256)百首歌合」

 

 ▽ 月照山雪(かひのけころも)太宰大弍重家卿                                                              

    つきかけに かひのけ衣さらすかと

みれはしらねの雪にそ ありける                 

『夫木和歌集』              安元元年(1175)閏九月歌合

             

 

 ▽ 『土佐日記』 紀貫之

 

西国なれど、甲斐歌など謂ふ………

(貫之が土佐から京に帰任する乗船の際に)

             

 ▽ 女はじめ詠ひたる歌をふりあげつつ、

甲斐歌に唄ひ行けり 『平仲物語』






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最終更新日  2021年12月27日 10時08分31秒
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