▽ みさか(御坂) 甲斐(東国風俗歌)能因法師 み坂ちに氷かしけるかひがねの さなからさらす てつくりのこと -生、永延二年(988)~永承六年(1051)頃 『夫木集』 巻第二十一
甲斐歌
▽ 甲斐歌
甲斐が嶺を 嶺こし山越し吹く風を 人にもがもや 言傳やらむ 『古今和歌集』
▽ 大江義重
雪つもる 甲斐の白根をよそに見て 遙にこゆる さよの中山 『新千載和歌集』
▽ 甲斐風俗
甲斐人の 嫁にはならじ事辛し 甲斐の御坂を 夜や越ゆらむ 『承徳本古謡集』
▽ 風俗歌 甲斐
甲斐が嶺を さやにも見しかや 心なく 横ほり立てる さやの中山 『古代歌謡集』
甲斐のけ衣
甲斐が嶺に 白きは雪かやいまをさの 甲斐の褻衣や 晒す手作りや 晒す手作 『古代歌謡集』
かひがねに しろきはゆきかや いなをさの かひのけころもや さらすてつくりや さらすてつくり
▽ 布 六帖よみ人しらす
をち方に 白き花こそいなをさの かひのてなこの さらすてつくり 『夫木集』巻第三十三
▽ 衣 前大納言隆季卿 (1145~1151)
ふり積る 白根の雪はいなをさの かひのけころも ほすと見たり 『夫木集』「久安百首」
▽ 月照山雪 大宰大弐重家卿
月かけに かひのけ衣さらすかと みれはしらねの 雪にそありける 『夫木集』「安元元年閏九月歌合い」 重家…生、大治三年(1128)~没、治承四年(1180)
▽ 慶賀
すへらきの 君につかへて千年へん 鶴(都留)の毛衣 たもとゆたかに 『朗詠題詩歌集』 類従群集。巻四百二十一 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年12月27日 10時53分54秒
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