カテゴリ:子供の事
姫は小さい時からおばあちゃんが大好き。
私がふざけて「おばあちゃんはクソババァだからね~」 なんて言おうものなら 「おばあちゃん、クソババァじゃないもん」 とマジ泣きしていたっけ 小さい時から一人でおばあちゃんのお家にお泊りも 平気でしていた。 お迎えに行くとふくれっ面。 帰りたくなくて「おばあちゃんちの子になる~」 って泣き叫んだ事もあったな~。 そんな姫が先日おばあちゃんのお家に一人で遊びに行った。 高校に入ってからバイトだ~遊びだ~って忙しくて おばあちゃんに会うことも少なくなっていた。 前日から電話をして当日も朝からおばあちゃんに電話して 一人で遊びに行った。 駅まではお兄ちゃんが迎えに来てくれたらしい。 お兄ちゃん家族とおばあちゃんとお昼を食べて お兄ちゃんの次男坊(2歳)と遊んできたらしい。 姫も楽しかったみたいで沢山話をしてくれた。 次の日おばあちゃんから電話が来た。 姫のかばんに手紙を入れたとの事。。。 私はピーンと来てしまった。 「お母さん、入れたの手紙だけじゃないでしょう?」 「えっ手紙だけよ~」 動揺しまくりの様子。 「本当のこと行ってみぃ」 「いやね…姫の気持がすごく嬉しくて お小遣いを少し入れたのよ」 「何してんの 姫はバイトしているんだからお金なんて要らないの 自分の為に使いなさいよ~」 「本当に嬉しかったのよ。 高校生にもなって一人で会いに来てくれるなんてね。 その気持が可愛くて嬉しくて…」 その後は涙声になっている。 元々涙腺の弱いおばあちゃん。 感激してまた涙が出てきたみたいだ。 「分かったよ。姫に手紙の事言っておくね。 たぶん気付いてないと思うから。 ありがとうね。また坊もつれてそっちに行くからね」 そう言って電話を切った。 姫がバイトから帰ってから手紙の事を話した。 すぐにかばんを調べてピンクの封筒を見つけた。 中にはお礼が書かれている手紙と福沢さん!! 「え~なにコレ~。 おばあちゃんお金ないのにぃ」 「姫の気持が嬉しかったんだって。 おばあちゃんの気持だから大事に使いなよ。」 「………」 顔を覗き込むと泣いている。 「どうした?」 「だっておばあちゃん本当にお金ないのに 姫にこんなにお小遣いくれてどうしよう」 働いていないからお金がないと思っている姫。 お兄ちゃんの子供の面倒を見ているからお兄ちゃん夫婦から 毎月お金をもらっている事と年金をもらっている事を分かっていない。 「大丈夫だよ。お礼の電話入れなよ」 「うん。お母さん、このお金で おばあちゃんにプレゼントする。 口紅でいいかな?いつも地味な口紅だから」 「いい考えだ!!おばあちゃん喜ぶよ~」 早速おばあちゃんのお礼の電話を入れて 泣きながら何か話している。 電話の向こうではおばあちゃんも泣いていたらしい。 隣の市に住んでいるんだから~ 何も泣く事ないのに…二人して。。。 おばあちゃんと姫は似たもの同士なんだろうな~。 こんな泣いてばかりのおばあちゃんと姫だけど 私はそんな二人のやり取りが大好きだ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[子供の事] カテゴリの最新記事
|
|