カテゴリ:旅
みなさん、こんにちは。 芽ぶきの部屋へおいでいただきありがとうございます。 高知市の五台山というところに、偉大な植物学者牧野富太郎氏の業績を顕影するために1965年に作られたものだそうです。 この場所が選ばれたのは、彼が若いころよくこの五台山に植物採集にきておられたことからとのこと。 牧野富太郎氏にも興味があったし、植物園にも興味があったので、通り過ぎるわけには行きません。 期待を裏切ることなく、すばらしいものでした。 幼年、少年、青年・・・・・とずっと時を追って展示を見ました。 いわゆる「学歴」というものがない彼は、ずいぶん苦労をしたようです。 研究にお金がかかるし、助手としての報酬ではいつも貧乏だったとありました。 こんな言葉が心に残っています。 「わたしの人生は、いつも、片方の手は貧乏と、片方の手は学問との闘いであった。」と。(正確には、右手、左手という表現だったのですが、どっちがどっちだか忘れました) でも、夫人はいつも彼の研究を支えるためにお金の工面に走っていたそうです。 先に亡くなった夫人への思いをこめて、発見した笹に夫人の名前をつけたそうです。(すえこざさ) また、本当に行き詰まったとき、大切な研究書を売ろうとしたとき、(これと同様な時、いつも)理解を示す人が現われ、助けてくれたそうです。 晩年の氏が研究物や植物に囲まれ、実に幸せそうにしている写真が心に焼き付いています。 植物園のパンフレットに「人と植物の共生をめざして」と書いてあります。 この言葉こそ、何よりも植物を愛した氏の思いを表現していると思いました。 どうぞ、花の好きなみなさん、一度はこの植物園を訪れてみてください。 もっともっと、植物が好きになるでしょう。 今は花が殆どない季節でした。また、いけたらいいなあと思ったことでした。 ここでのわたしの発見。 新潟で言う冬囲いのようなことをやっていたんです。不思議に思ってきいてみたら、霜から守るために囲ってやるのだそうです。 芙蓉がきれいに咲いていました。 つわぶきとのじ菊もとってもきれいでした。 さあ、これな~んだ? かっこいいと思いません? わたしにはとてもかっこよく見えました。 芙蓉の花のあとだそうです。 この日は淡路島が宿泊地なのに、植物園で2時を回ってしまいました。 さあ、どうしよう・・・・。また明日。 訪問してくださった皆さんにおねがいです。 この娘さんを探しています。 どんなことでも情報がありましたら知らせてやってください。 三奈子さんをさがしています お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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