愛すべきものすべてに

昨日、吾妻橋にあるビアレストラン「フラムドール」に行ってきたぞ。
店名を聞いてもいまいちピンと来ないって人も、屋上に大きな金色のウン・・・・
いや、キント雲がのっかってるビルの店、と言えばわかるんじゃないかな？
当初からこのオブジェでも話題になってたんで、いつかは行ってみたいと
思っていた店のひとつだった。

しかし。
いざそのビルの前に到着してみると、煌々と輝くライトで構築された
だだっ広い階段の上にあり、入口は左脇に小さく構えているだけ。
しかも、外からは中の様子を窺うことは全くできない。
う～～ん。
これじゃあ今回のように「行くぞ！」と事前に決めておかない限り、なかなか入りづらいかも。
たまたま前を通りかかって「おっ、ちょっと入ってみるか。」というような気安さは、ない。

意を決して（？）中へ入ると、これまた意外なほど落ち着いた雰囲気。

ゆったりと食事を楽しみ語り合える、大人のビアホールといったところだろうか。
まぁこれはこれで、とてもリラックスできる空間に思えた。
しかもアサヒビール直営店という事で、作りたての地ビールが飲めるっていうのも
オレのようなビール好きには嬉しいところだし。

まずオレが頼んだのは、見た目はごく普通のリバーピアというビール。
しかし実際に飲んでみると、どのビールにも似てないんだな、これが。
とにかく香りも味も、えらく深い。
飲んだ後に鼻から抜ける香りを楽しめるビールなんて、知らなかったよ。
口当たりがいいのでゴクゴクいけるんだけど、むしろそれではもったいないカンジ。
料理と一緒にゆっくりと味わいたいくらいだ。

どうせだからいろんなビールを飲んでみたいって欲張りな人には、
３種類のビールをハーフサイズで飲むことができるトリオセットなんてのもある。

甘酸っぱいチェリーのビール（ベルビュー・クリーク）はオレ的には？だったが、
バス・ペールエールはコクがあり、ほのかに甘い香りもあって二重マルだったね。

さらにこの日、オレらは４種類の料理をオーダーしたんだけど、どれも結構イケてた。

せっかくのうまいビールも、料理がマズくちゃ台無しだからな。
大抵、いくつか頼んだうちの一つは外したりするもんだが、それもなかったし。
中でも最後に頼んだ、「かりかりじゃこと海老の焼飯」は、この店の人気メニューらしい。

これまた、普段はじゃこなんて絶対に食べないオレでも、全然ＯＫな一品だった。

トータル的には、なかなかの満足度だったんだけど、なんせまぁ場所がねぇ。
ウチからなら１時間程度で行けるんだけど、地下鉄ってのがちょいと面倒だ。
まぁピンポイントでその店を目指すっていうよりは、天気のいい日にでも
ブラリと浅草散策を兼ねてってカンジで、訪ねてみるのがイイのかもしれないね。


墨田区吾妻橋1-23-1 ｽｰﾊﾟｰﾄﾞﾗｲﾎｰﾙ1・2F
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