愛すべきものすべてに

年が明けて３日になり、各局とも大晦日の番組の視聴率が発表になった。
ＮＨＫの「紅白歌合戦」は、第一部が歴代ワーストタイの３０．６％、
第二部でも３９．８％にとどまり、無残にもワースト２位だったって事だ。
その一方で民放は、ＴＢＳ「Ｋ－１プレミアム2006」が１９．９％、
日本テレビ「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」が１０．２％を
獲得し、健闘をみせていた。

いや～今となっては、大晦日＝紅白なんて図式も過去の産物ってカンジだな。
大体さぁここ数年は、「あ～～そうそう、今年はこの曲が流行ったよなぁ。」
っていうのが、どんどん薄れていってる気がするね。
活躍してる歌い手もアーティスト系が多いから、今や音楽は若者の文化、
みたいな傾向になりつつあるし。

そんな中で民放の番組に視聴者の意識が移っていくってのは、もはや当然の
流れなんだろうけど、ＮＨＫにしてみたら深刻だよな。
看板番組だからやめるにやめられないし、今年は違う番組で行きますってワケにもいかない。
しかも今回は苦情電話の対応に追われるという、まさに踏んだり蹴ったりの状況で。

ＤＪ　ＯＺＭＡの楽曲演奏中に、女性ダンサー達が裸になったように見える演出があり、
１日までに約７５０件の抗議が殺到したらしい。
結果的にはこれが一番の話題をさらうという皮肉な形になっちまって、
制作側としてはなんともやりきれない気分だろう。
（ＮＨＫは公式ＨＰで言い訳文・・・・・あ、いや、謝罪文を掲載している。）

こん時はオレもオンタイムで見てたんだけどさ、最初はフツーにビックリしたよ。

でも落ち着いてよく見れば、さすがに裸じゃない事がわかった。
ただ・・・・わかったんだけどさ、わかった上でもあのリアルさだったら
ホントに裸になったも同然なんじゃねえの？って思ったんだよね。
実際カン違いした人も相当数いたワケだし。

これって一般の人の反応とは少しズレてんのかもしれないけどさ、オレとしては、
あの衣装で踊るってのは勇気あるよなぁ・・・・って単純に感心したね、お姉さんたちに。
しかも舞台は紅白歌合戦。ヤル気満々だよな～、ホントに。
あの後のＣＤＴＶスペシャルでも、懲りずにあれ着てたってのも結構スゴかったけど。（笑）

ボディスーツのデザインだと思えば恥ずかしくないもんかね？あ～ゆ～のって。
もしそうならさ、今度はあのカッコで街中を歩いてみてもらえねえかな。
原宿とか、渋谷のスクランブル交差点とか。
いや実験だよ、実験。　キャンペーンの一環でもイイし。（←何の？）

えっ！？　捕まるって！？　どうして？　服ならちゃんと着てるんだぜ。
警察がなんか言ってきたら、こう言えばいい。
「え～～～ッ！！裸に見えたんですかぁ？　これ、ボディスーツっていうんですよ。
あ～～心がキレイじゃない人には裸に見えちゃうんですねぇ～～。」って。
（↑「裸の王様」かよ！ってゆ～か、全然通用しねえよ、それじゃ！）


DJ OZMA／アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士

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