愛すべきものすべてに

昨日のTBSドラマ「恋空」。　見たって人も多いだろうな。
ご存知、ガッキー主演で大ヒットした映画のドラマ版だ。

すでに番宣の時点で、やたらと映画のイメージを
踏襲してるなぁと、思ってはいた。
フツーさ、映画がヒットして同じ作品をＴＶドラマでやる時って、
全然違う形でアプローチしたりするじゃん？　
でも、こりゃ似てるなぁ、と。

ＴＶスポット見た時なんてさ、あまりに主演二人の
ビジュアルイメージが映画とかぶってるんで、
思わず「ん！？　ガッキー！？　ん！？　春馬クン！？」って
思ったくらいだし。

しかし！！
実際にドラマがスタートして、製作者の顔ぶれを見ると、
そこに驚愕の事実が！！
まず監督が、映画と同じ今井夏木監督。
そりゃ当然、演出もかぶってくるわけだ。
音楽も河野 伸氏でおんなじ。　全く一緒。　ま、使い回しだ。
で、こうなると当たり前のように脚本も同じ渡邊睦月氏。
映画とおんなじセリフなんかもあったりする。

でさ、一番驚いたのは番組ポスターだよ！！



もうまんまじゃん！？　（ちなみに左が映画版で、右が今回のドラマ版。）
お笑い番組でやるパロディとかじゃないんだぜ。
れっきとした新番組のポスターだよ、これ。　ありえなくね？

いや、実は他にも驚くような事があってさ。
劇中で美嘉が着てる学校の制服ね。
な～んか、どっかで見たことあるな～って思ってたら、
そうだよ！パパムスだよ、パパムス！
「パパとムスメの７日間」でガッキーが着てた制服だ。



なんなの、コレ？
経費節減か？　リサイクルか？　そうか・・・エコなのか？
いや、だったら許す。
制作費の問題や環境問題がそこに関係してるなら、許す。
でも、そうじゃねえだろ。

あきらかにガッキーのイメージを利用しようとしてるよな。
なんだろうな・・・・アレか？
ガッキーが意外と早くティーンのイメージから脱却しそうなんで、
ここらで新人の水沢エレナってコを売り出して、商売しようって魂胆か？
“夢よもう一度！”的な根性が、みえみえなんだよな。

このままだとさ、いくら同じスタッフでドラマ作ってるって言っても
映画の二番煎じで終わっちまうんじゃねえのか？
こんなにもイメージを引きずってんじゃ、いくらいい作品作っても、
結局は焼き直しにしか見えないだろ。
まして、主演のコに他の人気女優の印象を投影しようなんて、
言語道断、もってのほかだ。

でさ、オレが一番心配なのはさ、このままの調子で行くと
しまいにゃ主演の彼女が「heavenly days」歌い出すんじゃねえかと思って。
同名の店が劇中に出てきたりと、なにやら不穏な動きもあったし。（笑）

イヤイヤイヤイヤ！　それだけはダメだからな、ＴＢＳ！
いやホント、ムリ。　マジでムリ。
すでに現時点でオレらファン的には若干“汚された感”があるってのに。
そんな事しやがったら、タダじゃおかねえからな。

もしそうなったら・・・・・そのときは・・・・・・
オレはもう・・・・・林葉邸に突入しますッ！（←いったい何の話だよ！）