愛すべきものすべてに

「ミヒロさん、時間は20秒しかありません。
その短い間でスベッたりカンだりしたら、
これはもう“時の運”だけでは済まないと思いますが？」

出る前に、かむ事考えるヤツがいるかよッ！！
（＊｀Д´）ノ　ﾊﾞｼｯ　　　出てけコラｱ！！

そう、時は来た。
彩との初握手の時が。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
さ「こんにちわ～～♪」
ミ「はじめまして、ミヒロっていいます！」
さ「ミヒロさん？」
ミ「あ、ブログには、いつもコメントさせてもらってるんですけど。」
さ「ありがとうございます～～^^」
ミ「ミヒロ・・・mihiroGTって名前で・・・。」
さ「あぁ～～～ッ！！」


と、そこで彩が大きく目を開いて
何かに気付いた様子だった。
しかしそれを見て、オレにはある不安がよぎった。

それは去年あたりからネットに出没し始めた、
もう一人のmihiroGTさんの存在の事である。


なんせ最近じゃ「mihiroGT」で検索すると
ほとんど彼の履歴が引っかかってくる。
しかも、ややこしい事に彼は彩と同じく、
歴史上の人物や城なんかに興味がある様子。

う～～ん。
無いとは思うが、何かのタイミングで検索して
むこうをオレだと思ってるって可能性も。

マズイ、あっちはオレじゃないって事を
しっかりと、ここで説明しておかねば。
そう、おかねばおかねば！！
ヾ(・ω・`;)ノ




ミ「あ、で・・・でも、もう一人いるんですよ、mihiroGTって。
　歴史とかに詳しい方の。」
さ「？？？」
ミ「で、オレはそっちじゃない方の・・・。」

＝＝ハイお時間で～～す＝＝

無情にもここで剥がしが。
（￣□￣ノ）ノ!!　



　
それでも、ちょっと続けてみる。
彩もそれに従って、ちょっと右横へ移動。
ｶﾜｲｲ。

ミ「き・・・金曜日、六本木（ニコファーレ）行きます！」
さ「あ～～～!!　ありがとうございます～～♪」
ミ「六本木で会いましょう!!」
さ「ハイ!!」

ここで互いに手を振ってお別れ。
(´∀｀*)ノ゛☆.。.:*・


もうおわかりだろうが、グズグズである。
グダグダである。
とんだすっとこどっこい野郎である。

なんせ彩は「ありがとうございます。」しか
言っていない。
mihiroGTの名前に、なぜ大きく反応したのかさえ不明だ。




あ～～～、なんであの貴重な20秒を
知らんヤツの説明なんかでムダにしたんだ、オレわ。
確かにテンパってはいたが、
これだけは聞こうと決めてた事もあったとゆ～のに。
(≧ヘ≦　)

第一、いつもコメしてるなんて言っときながら
その日の昼にブログ更新してたのも見逃しとるし。
完全に凡ミス。
バナナの話題とかで、つかみはＯＫだったのになぁ。
んまぁでも、最初はこんなもんかな。


一度体験してみっか、と思って参加したけど
これで終わりってのも、オレ的には消化不良なカンジ。

ま、イメージよりも会場自体はゆる～い空気で、
アウェー感はなかった。
思ったよりヲタヲタしい人もいないし、
何気に女子ファンは可愛いコ多いし。(笑)

で。
また、行っちゃいますか？




終了後はワールドポーターズで買い物。
∩(´∀｀∩) ∩( ´∀｀ )∩ (∩´∀｀)∩
店を出て、観覧車わきの橋を渡る頃には、もう夕方になってた。



そしてビルの合間に沈みゆく夕日を見て・・・・

「このままじゃじゃ終われない！！　よ～し、オレはやるぜ！！
　やってやるぜ父ちゃん！！」

と、誓いを新たにするmihiroGTなのであった。　　　　　＜おわり＞

（↑誰？ 飛雄馬？）





☆(。-ω-。)ノ☆mihiroGT☆