セルフケア美人*日記

私の大先輩、ご指導もいただき、いつもお世話になっている

吉田紫磨子インストラクターが、無事第３子の女の子をご出産になり、

おめでたい話題にＰＣ前で喜んでいた、金曜日。

（紫磨子先生のブログでは出産前、妊娠中の日々の気付きが盛りだくさんで毎日綴られています。必読！）



お泊り保育から帰ってきた長女が興奮気味に楽しかった出来事や

実はおもらししたという武勇伝（？）を教えてくれた日。



今年も始まった神社のお祭り、小学生は２時間授業で帰ってくる、

心浮き立つ日。



そんな日に、一番心を揺さぶられ、大きな部分を占めたのは、

親しかった人の訃報でした。



先週の金曜日にもいつも通りゴスペルを歌っている教会にいて、

普通に元気にしていらっしゃいました。

彼は筋ジストロフィーという病気なので、

車いすで生活していましたが、

教会に行くと、いつも出迎えてくれて、

やさしい微笑みを浮かべていらっしゃいました。

その声もやさしく、でも彼にとっては精いっぱいの音量で言葉をかけてくれました。



彼には病気がありましたが、

教会活動や平和活動を熱心に行い、チャリティコンサートの主催もしていました。

また、新聞にコラムを書いていましたので、

それを読んだ人に勇気や元気を与えてくれました。



亡くなった日もいつも通りにしていたのに、

突然の心臓発作だったそうです。

悲しくてたまりません。



今日はお葬式の前夜祭でした。

牧師さんのお話では、

不自由な肉体から解放されて、天の神様のもとにめされて安らかでいることを信じる、

とのことでした。

私もそう信じようとおもいます。



心からご冥福をお祈りし、残されたご家族や彼を愛していた人たちが慰められますように。






訃報をうけた後、教会を訪れたときに、

彼のお母様が私の子どもたちに、彼の死について語ってくれました。

語る言葉を持たなかった私にとって、とても勉強になりました。

「あそこに誰が寝てるの？」という娘の質問の答えがこの言葉でした。



「あのね、お家で犬とか猫とか飼ってる？（かったことない）

　じゃあ幼稚園にうさぎがいて、死んじゃったこと知ってる？（うん、今１ぴきしかいないよ）

　そうやってね、動物っていうのは生きていればいつかは死んじゃうの。
　　
　私たちもそう。誰でもいつかは死んじゃうの。

　死んじゃうと、体が冷たくなって石みたいになっちゃうの。　

　あのね、いつも車いすにのってたＫお兄さんが死んじゃったの。

　だからあそこに寝てるけど、体だけでもうここにはいないんだよ。」