テツはこう乗る
特急田中3号が生まれるきっかけになった本。
野田隆さんの著書は何冊か読んだことありますが、これがいちばん面白いかも。
テツと呼ばれる人種の思考回路や行動パターンを連ねたものなんですが、なんとなく共感できる部分とついてけない部分とあり、やはり自分はそんなにテツではないなと再認識いたしました。
だけど非テツの方には全く想像しがたい思考や行動も、「ありがちありがち」とうなずけてしまう自分。
複雑な気持ちになるのはなぜだろう?
もちろんテツな息子に該当するものは多数あるわけで。以下羅列。
・テツはロングシートが嫌い
・テツはクロスシートを追い求める
・テツにだけ聴こえてくる音がある
・テツは列車の選択に命をかける
・テツは基本的に自慢したい
・テツのお祭りは新規開業
・もと特急車両に酔いしれる
・撮りテツはビデオも撮る
・「鉄道の日」が何月何日か、テツなら誰でも知っている
・テツは名産よりも鉄道!
おもしろすぎー!!と思ったのと同時に、座席厨は奴だけではなかったのかと少々驚いたりもしています。
反対に奴の興味思考と全く寄り添わないものもあったり。
鉄ヲタと呼ばれる人種が何を考えているか、少しでも興味を持ち始めたら読んでみてくださいな。
万が一アレルギー反応起こしてしまっても、自己責任でお願いします。