☆夜明けと雲とすずめ☆

毎月の両親の見舞いでした。

食事療法で卵や乳製品を取らない父親ですが
もともと洋菓子が好きな人なので、スイーツが食べたいんですよね。

私が一昨年まで住んでた家の近くでお気に入りだった洋菓子店で
卵・乳製品不使用ケーキを注文し、持っていきました。



日の父は体調が悪く最近の好物の豆乳プリンも食べませんでした。

「今日はしんどい。もう帰ってくれ。」 というので帰ろうとしたら
「待て。少しならおったらええ。声聴かせてくれ。何ぞ喋れ。」

そこで先日見に行った、高島屋資料館能装束展の話をしたら
徐々にノッテきました



能装束自体も私はまじかに見たことはなかったので、キレイなもんだなーと
ひたすら感心、江戸時代の大名持ちの豪華さ、その小ささにも驚いたものなのです。

そんなことを話したら、父親は能装束が大好きなので
学生時代に専門家に教わった話や見せてもらった井伊家や池田家のもの
（昔は博物館でもガラス越しではなく手に取ることができたそうです）
能の話のときは定番の子供のころ観た話。

途切れがちで少しだけでしたが、一生懸命話してくれました。

なかなか記憶の引き出しが開かず、言葉が出ないのはもどかしそうで
またイライラしてましたが。

久しぶりに頭を使ったようで疲れさせたけど
会話が可能なら、疲れてもしたほうが良さそうに思います。

装束展のチラシは興味深げで、
私以上に激しく震える手で、必死で見てました。

それからNHKで見た『棒しばり』とか『桜川』の話をしました、少しだけ。

帰りにはお土産に大好きな地元の店の焼き穴子を



えびで鯛をつりましたね…(^_^;)

ありがたく頂戴し、さっそく自宅で穴子丼にしていただきました(*^▽^*)
美味しかった～～～～～


読んでくれてありがとう