カテゴリ:NPO
今日は労働政策研究・研修機構という組織が主催した
フォーラムに参加してきた。 以下、山内氏のお話から少し抜粋させて頂くと: 1995年の阪神大震災の頃から NPOというものの必要性が認識され始めて、 1998年にNPO法が施行され、 2001年に認定NPO法人の寄附控除制度がスタートし、 2005年にはNPO法人の数が2万を超えた。 この10年でNPOが社会的にもかなり 認められてきたと言えると思うが、 実態を見てみると 年間収入100万円未満が全体の3割、 年間収入1000万円未満が全体の7割 なので、まだ経営・財務基盤が 固まっていない状況のようである。 団塊世代がリタイアし始めるこれからの時期に NPOは雇用の受け皿になることを期待されている。 しかし、団体自体の財務的基盤がしっかりとしなければ その可能性はない。 課題としては、NPOが事業収入や寄附金を増やすことによって 自立すること、また制度的にNPOにお金が流れやすいように してあげること、などが挙げられた。 パブリックリソースセンターの岸本氏が言われた 「これからもっと競争が激しくなっていくと思われる この社会の『負』の部分をNPOが担っていく必要がある」 という言葉がとっても心に響いた。 私個人としては、この大きな流れの一部にしか 貢献できないかもしれないが、それでも課題の大きさにめげずに 自分にできること(資金調達関連サービスの提供)をやっていかなければ、 と改めて思った。 岸本氏も提案されていたが、NPOのキャパシティ・ビルディング (能力強化、システム強化)という 一番大切なのに見逃されている部分に 政府や企業からの助成金が出されるように願っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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