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アーツブリッジ日記

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協力者

今日は最近ＮＹから日本に戻ってきた声楽家の友人と再会した。とてもパワーがあって、生きることに関してこだわりをもっている人なので、私もたくさんのエネルギーをもらってきた。彼女は声楽家としてこれから日本でキャリアを築いていくのだが、それなりに時間にも余裕があるので、私の考えていることにも協力してくれることになった。私が3月末にアメリカから帰ってきてから色々と話す予定。こうやって協力者が現われたりしてとてもうれしいが、起業塾最終回に経沢さんが言われた「とにかく一つの事業を成功させること」という言葉を忘れず、今自分が何をすべきなのかを見失わないようにしながら、色々なことを視野に入れていこうと思う。イタリア生活が長かった彼女にイタリア語と料理と正しい呼吸法を習おうと思っている。楽しみ！

March 19, 2005

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舞台作りについて

今晩は新日本フィルの定期演奏会。いつもと違って半分ステージ化されたオペラの公演だった。演目はベートーベンの唯一のオペラ、「レオノーレ」。主役級の歌手は素晴らしく、オペラのすばらしさを満喫できたが、サポート側の歌手が少し役不足で重唱などのレベルが引き下げられてしまったのが、もったいなかった。私もアメリカのオーケストラで企画や制作にあたっていたときは、オペラのキャスティングも担当していたのが、本当に１つの役を決めるのに何十人というプロの歌手のオーディションやテープなどを聴いて、最大限のこだわりをもちながら仕事をしていた。こだわりをもつのは、公演が成功をおさめたときの興奮を忘れられないから。何もないところから多くの人が関わり、１つ１つの決断を積み重ねることによって舞台を作り上げていくわけだが、その舞台が最終的に高い完成度をもち、また多くの人に感動を与えることが出来たと実感できる時というのは、本当に何事にも代え難い瞬間である。これは今振り返ってみると、ある種の麻薬中毒みたいなものなのかもしれないなと思ったりした。制作の仕事をしていたときには、自分が他の仕事をすることなんて考えられなかった。それくらい、仕事と趣味の境目がはっきりしない数年だった。舞台を見ると、今でもその頃のことを思い出して、とてもなつかしくなる。あれからずいぶん色々なことをやってみているが、やはり私のキャリアの原点は舞台作りだったんだなと思う。舞台作りを通して、チームワーク、自分の限界に挑むこと、なにがなんでも完成させること、緊急事態への対応、問題解決の仕方など、本当に色々なことを学んだ。今準備中の起業ということについても、舞台作りと同じように考えていったらいいのかもしれないなと、ふと思った。

March 17, 2005

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ＣＳＲについての研究会

今日はＣＳＲについての研究会の月一回の例会に参加。今日も日本を代表する企業２社からそれぞれのＣＳＲ活動についての報告があった。やはり素晴らしいＣＳＲ活動をしている会社というのは、担当者の方が真の情熱を持って推進しているのだなぁ、という感想がまず一つ。またそういった企業は、存在意義や理念というものにしっかりと焦点があった活動をしているということ。この辺がはっきりとしていないと、右や左を見て「あの会社はこれをやっているけど、うちはどうするんだろう？」みたいなことになるのだと思う。そのあとのグループワークでは、共通の問題意識として、ＣＳＲ活動と会社の直接的な利益をどのように結びつけていくのか、という点だった。私はＣＳＲというよりも「社会貢献」というもう少し狭い範囲で、全く同じ問題に直面しているので、この葛藤がよく理解できた。もちろん、ＣＳＲ的な活動というのは長い目で見ていくべきもの、とみんな頭では理解できても、やはり「どうやって利益を１円でも多くあげていくのか」という思考が支配している中で長期的な利益というのは説明しにくいもの。この辺をもっと具体的にしていく方法があれば、かなりこのような活動を推進しやすくなると思った。本当にＣＳＲなんて深く考えれば考えるほど、何が正しいことなのか分からなくなってきて、結局は「そんな大きな事には手をつけられない」という結果に終わってしまいがち。私はとにかく「今の自分に何ができるのか」ということを自分の思考の軸として対応していくことに決めた。

March 16, 2005

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次のプロジェクト

バイトで次のプロジェクトが始まった。今度は前回の5倍以上のボリュームがある統計分析。これは私にとってまだ２つ目のプロジェクトなので、説明を聞いたときは少し顔から血の気がひいた。でも実際に始めてみたら、１つ１つの部分は前回に通じるものが多く、ただ丹念に確実に色々なプロセスをつなぎ合わせていくというかなりの忍耐力が必要だということが分かった。でもやっていくうちに少しずつ結果が見えてくるのが楽しく、今日の最後の方は段々ゲーム感覚になってきた。せっかくやるならば楽しまないと。来週の火曜日から8日ほど、またテキサスとロスに行く予定。今までかなり予定がつまっていたのでまったく準備ができていない。明日は久しぶりに少し余裕があるのでアメリカでのアポイント取りなどをしてみよう。

March 14, 2005

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老後の楽しみ

義父が趣味で水彩画を描くのだが、今日はそのグループ展を見に行ってきた。京橋の駅からすぐのところにある、こじんまりとしていい雰囲気のギャラリーだった。行ってみると、義父とお友達が出迎えてくれて、中を案内してくれた。去年みんなでフランスにスケッチ旅行に行って描いた作品が中心となっていた。義父は退職してから趣味として絵を始めたそうだが、はまってしまって、今では一年に１～2回は海外にスケッチ旅行に行っている。近くで見ていても素晴らしい趣味だなぁと思う。世の中には「濡れ落ち葉」なんて言葉もあるけれど、義父はとても生き生きとしていて絵やおそば作りなど、いつも良い意味で忙しそうである。私の父は退職しきれていないというか、個人でコンサルをしているので、とっくに定年を過ぎた年齢でも、まだアメリカと日本の間を1～2ヶ月に一度往復して仕事をしている。アメリカにいるときは、仕事よりもゴルフや料理に時間を使っているようである。日本に来ているときは仕事優先だが、それでも高校時代の友人とあちこち旅行に行ったりもしている。父と義父はかなり違う生き方をしてきた2人ではあるが、今でも最高に人生を楽しんでいるという点では似ているのかもしれない。人生を楽しんでいる姿って周りから見ていてもいいなと思う。私たちが老後を送る時代って、どんな風になっているんだろう。

March 13, 2005

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女性起業塾最終回

今日は女性起業塾の最終回講義だった。同期のみなさんのプレゼンはどれも、ブラッシュアップされていて、素晴らしかった。中には、ビジネスプラン自体についての心の葛藤を感じられるものもあった。私自身も起業塾5回の間、色々と考えさせられることがあり、そのことによる精神的なアップ＆ダウンもかなりあったので、この心の葛藤とその過程・結果も、起業塾で得たものの一つだと思っている。起業塾での2週間に一度のプレゼンというプレッシャーがなければ、短期間にここまで深く「本当にこれでよいのだろうか」と深く掘り下げることはできなかったかもしれない。私のプランは前よりも具体化したが、それだけでなく、その周辺にも色々な可能性があることを発見できた。そして色々な新しい人と会うたびにその「可能性」センサーの感度が少しずつ上がってきているように感じられる。私が女性起業塾に参加した意義を感じたのは今日の経沢さんの言葉：「どんなに小さな事業でもとにかく目の前にあることを１つずつていねいに成功させてから次に移れば2つ目も必ず成功する。1つ目を成功させられなければ2つ目も成功させることは出来ない。」色々なアイディアが出てきてはいるけれども、とにかく「最初からやると決めていた事業を優先し、とにかく成功させること」が私のこれからの抱負。経沢さん、講師の方々、事務局の皆さん、メンターの皆さん、本当に素晴らしい機会を提供して下さり、ありがとうございました。そして何よりも、いつも本音の意見を下さり一緒に考えて下さった同期のみなさん、本当にありがとうございました！皆さんの大きな活躍を期待しています！

March 12, 2005

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フィランソロピーを考える会

今日はフィランソロピー協会主催の「企業のＣＳＲにおけるフィランソロピーの重要性を考えよう」というセミナーに出席した。ほとんどの出席者が企業の社会貢献室のスタッフだった。そういう方達と一緒に、ワークショップスタイルのセミナーを経験するのはとても私にとって新鮮だった。今日はＫＪ法を使って「ＣＳＲの中でのフィランソロピーの重要性」と「フィランソロピーの重要性を社内に伝えるには」という2点に焦点を当ててグループごとに話し合った。ＫＪ法というのはブレインストーミングで出されたアイデアを１枚ずつ小さなカードに書き込み、それらのカードの中から近い感じのするもの同士をグループ化していき、それらにタイトルをつけ、図解していくこと。こうした作業の中から、テーマの解決に役立つヒントやひらめきを生み出していこうとするものである。今日は３つのグループに分かれてやったのだが、最後にできあがってきた図とストーリーにはかなりの共通点があった。頭の中にぐちゃぐちゃとしていた個々のアイディアがすっきりと図解されてとても気分が良かった。また、現場の方達と、私の持っていたアイディアにあまり大きな食い違いがなかったということも大きな発見だった。まだまだ企業の中でもフィランソロピーを推進していくには大きな障害がいくつもあるようだが、それでも今日は担当者の方達の熱意を多いに感じることができて、とても励みになった。日本の企業も少しずつ変わってきているなあと実感できた。私も早く自分ができるところについての役割を果たしていかなくては。

March 10, 2005

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これからの6ヶ月

これから6ヶ月以内にやるべきことをリストにしてみた。今のところ２つのミニ事業を並行して始めていく予定の上に、組織的な手続きなども加わってかなり色々とある。今の時点では、プロジェクトは２つとも返事待ち状態で、3月の終わりには私が10日ほど日本を留守にしたりするのでちょいと宙ぶらりん。でも今自分がしているべきことは何かと考えると、やはり今まで避けて通ってきたことに行き着いた。その避けて通ってきたことというのは、ファンドレイジングについての実践的なマニュアル本（小冊子）のようなものを書くこと。これがあるのとないのでは、6月に予定通りソフトができあがってきたあとに大きな違いがでると思っている。忙しくなってしまってからでは、もっと避けて通ってしまうに違いない。ということで、4月の終わりまでに「アメリカで出版されているそれ関係の本を10冊以上読破し、それを日本の寄付文化に沿うようなものに、自分なりの提言としてまとめる」という作業をすることを決心した。この作業をすることによって、自分も日本のＮＰＯを取りまく状況を色々と考え、調べる必要がでてくるので、そのあとで実際にソフトを販売していく段階になったときにも、もっと説得力が出てくると思う。ちょっと先まで目を向けることによって、今この時点ですべきことが明確になった気がした。

March 9, 2005

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心のこもったお料理を出してくれるお店(恵比寿）

明日両親がアメリカに帰るので今晩は3人で私たちの大好きなレストランに食事に行った。恵比寿駅東口から歩いて5分のところにある、Bevitriceという小さなイタリアンのお店である。ここの「生ウニとコンソメゼリーの冷たいカペリーニ（ポルチーニ茸のピュレとポロネギのクリームソース）」が週間文春に載っていてあまりにもおいしそうな写真だったため、引き寄せられるようにお店に行ったのが最初。こんなに繊細な味のパスタは食べたことがないというくらい、シェフのこだわりが感じられる一品である。どのお料理を食べても本当に心がこもっているなと感じられる。それはウェイターの教育にもしっかりと反映されている。今日は「まだ入ったばかり」というウェイターの方がサーブしてくれたのだが、ちょっとぎこちないところは感じられても、接客の心構えという点では申し分なかった。もちろん、デザートも素晴らしい。形がなく、たっぷりと洋酒を使ってあるズッパ・イングレーゼやティラミスはいつも最高においしい。たくさんのレストランに行ってみても、愛着が湧いてまた行きたいと思えるお店ってあんまり多くない。やっぱり作った人の心が感じられるということが大切だなぁと思う。

March 8, 2005

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結婚記念日

今週末は結婚一周年の記念日だった。東京からちょっとだけ離れたくて、鬼怒川温泉・日光に一泊二日で行ってきた。去年の今日はとっても大変で楽しい一日だったことを懐かしく思い出していた。私にとって、「この結婚」＝「15年間過ごしたアメリカから日本に戻る」ことを意味していたので、結婚式を終えて日本で実際に生活を始めるまでずっと、ある種の不安が残っていた。また、アメリカで積み上げたキャリアが帰国したあとどうなるかということも全く分からないまま、日本に戻ってきた。帰ってきてから数ヶ月は、家のことや何やらであっという間に過ぎ去り、それから段々と次のステップについて考えていくうちに、「人の価値観に左右されながら他の人の下で働くということはもう充分、自分の責任と価値観で何かを始めたい」と思うようになっていた。それから間もなく女性起業塾への入塾を決意した。その時点から本当に色々なことが回り始めたような気がする。去年の今日はサンタモニカの晴れ渡った空の下、穏やかな海の近くでの結婚式だった。そして今年は雪が積もった日光で一周年を迎えた。本当に色々なことがあった一年だったが、全ての面でサポートしてくれている夫に感謝したい。

March 6, 2005

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またまたシフト？！

先週起業塾第4回目にして新しいプランを発表して以来、そちらの方のことばかり考えていたのだが、今日某オーケストラのスタッフと会ったら前に話していたデータベースを共同開発しないかという話を持ちかけられた。私の方は一人でもやろうと思っていたことなので、共同開発にすることによって直接的な（金銭的な）メリットは得られないが、この団体がもつ信用、知名度を共有することができ、また最終的にその団体のファンドレイジング効率が良くなれば、成功実例として説得力があるものになる。あとは団体同士の横のつながりがかなりあるので営業の手間も減る。（すでに２つのオーケストラが興味を持ってくれたとのこと）私としてはこの一週間、２つのプロジェクトをどのように回していくか（それか１つを保留にするか）について考えていたのだが、今日この思わぬ展開に出くわして、まだ頭が整理できていない状態。でもどちらのプロジェクトも最初からいきなり忙しくなるわけではないのだから、できるところまで並行してやっていく方がいいような気がしている。本当は１つのことに集中しなくてはいけないのかもしれないけれど、私は今までの人生、いつも２つのことを同時にやる方が性に合っていたようである。（大学も大学院も専攻は2つずつ…）今回もまた同じパターンにはまるのかどうかは分からないが、もう少し同時並行の可能性を追求してみようと思う。

March 4, 2005

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大学同窓会のハッピーアワー

今日の夜はノースウェスタン大学（シカゴ）の同窓会主催のハッピーアワーに参加した。というか、私も一応幹事の一人なんだけど…六本木のHobgoblinというバーでやったのだが、お店の中は外人ばっかり。「ここはどこ？」ってかんじだった。うちの大学の同窓会は昔からあったのらしいのだが、会員が高齢化してしまい活動がなくなっていたのを去年からもう一度リバイバルさせることができた。この同窓会の良いところは、全ての学部、そして大学、大学院の両方の卒業生が集まるので、本当に色々な分野の人に出会うことが出来る。去年の11月に最初の総会をしたばかりで、今回のハッピーアワーは最初のイベントだったのだが、それでも15人くらい集まった。話をするのにはちょうどよい人数でお互いのことをよく知ることができた。次は多分お花見か東京湾クルーズを計画することになりそう…日本にいる外人は日本で友達を作りにくかったりするので、このような同窓会の場というのはとてもありがたいらしい。これからも社交、そして色々な意味でのネットワークを提供していければいいなと思っている。

March 3, 2005

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アグネス・チャンの講演（次世代教育セミナーにて）

今日は日本フィランソロピー協会による「次世代教育セミナー」に参加。基調講演はアグネス・チャン。彼女が頭がいい人で教育関係の研究をしていることは知っていた。けれど、どんな人なのかは全く知らないで参加した。日本語が第二外国語という感じの話し方なのに、こんなに言いたいことがびんびんと伝わってくる講演は初めてだった。参加していたのは社会貢献活動の一部として教育関係のプロジェクトを手がけている大企業のＣＳＲ関係の方々や育児・教育に携わるＮＰＯ関係者など。圧倒的に男の人の方が多かった。アグネス・チャンの講演の最中は、男女問わず、涙を拭いている人がたくさんいた。別にお涙頂戴的な話を延々としていたわけではなく、「大人が次世代の為に何をしていくべきか」という題で、５５分という枠の中での講演だった。彼女は歌手として、タレントとして、作家として、ユニセフ大使として、教師として、多忙なキャリアを積み上げる中、三人の育児もこなしてきた。彼女が最初に子供やその他の社会問題などに興味を持ったのは、自分の中学時代のボランティア活動を通してだったそうだ。色々な話が出たが、とにかく聞いている人たちにこんなに深いレベルでの感動を与えられた理由は、彼女の愛情深さと心の広さだと思う。アグネス・チャンによれば、今の世の中は「若さ」をあまりに重視しているため大人が自分の年相応の社会的義務や責任を果たすことより若く振る舞うことに集中しすぎているとのこと。大人が子供化しているから子供に対してしっかりとした教育ができない。アグネス・チャンは今年４９歳だそうだが、「テレビではさすがに若く見えるような工夫をしているけれど、子供はどしっとしているおばさんを母親に持つ権利があるから、私は子供に対してはそういう存在です」という言葉も妙に説得力があった。あと感激したのは、「自分の子供だけでなく、世界中の子供達を自分たちが育てていくんだという意識を子供にも植え付けようとしている」ということ。この言葉にはとってもじ～んときた。この「自分だけ主義」ではない、意識の高さを次世代に引き継がせることこそが、本当の意味での教育なのだと思った。

March 2, 2005

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会社形態…

1月に女性起業塾に入る前から会社の形態について悩んでいるのだが、再びアメリカで会社を設立することを考え始めた。アメリカと日本の両方で活動するならばその方が何かと便利かな、と。またまたこれからどんでん返しということも多いにありえるけれど。ただ、今まで色々読んだり、話を聞いたりしてもぴんとくるものがなかったのだが、今日、シカゴ在住で弁護士をしているアメリカ人の友人が、会社設立の際に必要な法的な知識ならば教えられるとメールをくれた。また、一週間くらい前にテキサス州にある起業サポートセンターのようなところにメールを出していたのだが、その返事も今日来た。3月にアメリカに行くのだが、偶然なことに、向こうに着いた翌日にちょうどビジネスを始めたいと思っている人の為のセミナーがあるということ。早速それに参加してみることにした。どこまで役に立つか分からないが、とにかく行動してみる。

March 1, 2005

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モニター見付け

今日は私のビジネスアイディアのターゲット層にいる知人と会って、アイディアについてどう思うかなど色々と聞いてみた。たったの1時間半のランチだったのに、そのターゲット層を取り巻く環境やその人たちの思考回路など、私には見えていなかった情報をたくさんもらうことができた。面白かったのは、２つ（２段階）あったアイディアの中でこちらの方が敷居が高いだろうと思っていたアイディアに彼女は興味を持った。でも彼女たちの環境や思考回路を考えてみると、確かにその方が理にかなっているようだった。彼女にこのアイディアに興味をもってくれそうな友人２人を探してもらって、またその人たちにもヒアリングをしてみることにした。うまくいけば、この3人を対象に小規模ながら、第一回目のモニター企画をしてみようかと思っている。という感じで日本側の準備は一段進んだので、次はアメリカ側の準備を進めなければ。先週経沢さんが言われたように両方の質と量がバランスしていなければこのようなビジネスはうまくいかない。そのバランスをまず第一に考えながら、プランを進めていこうと思っている。

February 28, 2005

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一緒にクッキング

今日の夜は久しぶりに夫と家でのんびり。夫は全くと言ってよいほど家事関係のことはしない人なのだが（だからといって私も全く得意な方ではないので大変！）、今日の夜はスーパーに買い物に行ったあと、一緒に食事を作ることになった。メインはサーモンとマッシュルームのクリームソースパスタ。ほとんど包丁をさわったことがなかった夫がサーモンを切ったり炒めたり、パスタを茹でている様子はなかなか感動ものだったので、写真を撮っておいた。今月からワインのハーフボトルが6本ずつ送られてくるというワインクラブに入会していたので、その中の一本を開けてみた。夫は、自分も参加して作ったパスタとおいしいワインでかなり満足そうだった。クッキングも「作らなきゃ」となると義務になってしまって面白くなかったりするが、趣味のアクティビティという感じでやるととっても楽しかったりする。これからも楽しく料理をしていければいいな。

February 27, 2005

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女性起業塾第４回目

今日はもう第４回目講義。昨日の夜、母親に起業の話をしていたら「それって前に話してたあのこと？」と言われて思い出したビジネスアイディア。前は単なるアイディアだったのが、今回起業のことを色々と考えたあとにもう一度見直してみたら案外悪くないかも、ということで、急遽この新プランをプレゼンに使ってみた。今まで３回にわたって考えてきたプランはどっちの方向から突っついてみてもきちんとした収益の仕組みを見つけられず経沢さんのお言葉を借りると「プランに車酔いの状態」になっていた。そんなときに前持っていたアイディアに向かい合ってみたら案外すんなりと自分の中にすーっと入ってきた。このアイディアだと今までの人脈や自分が一番得意としてきたこと、それからアメリカと日本の両方の基盤などを生かすこともできる。あと若い音楽家のキャリア見つけのお手伝いも出来るかもしれない。今日は塾のあと夜まで昔からの友人と会ったりしていたのだが、そのあと帰宅してからアイディアのターゲット層のど真ん中にいる知人に「インプットが欲しいので会って話がしたいのだけれど」とメールをしたらすぐに電話をかけてきてくれ、月曜日のお昼に会えることになった。また、アメリカ人のオペラ関係の仕事をしている友人からもメールが戻ってきて３月末にアメリカに行ったときに彼女に話を聞いてもらえることになった。関係者に出来るだけ多く話を聞いてみたら、まず少し小規模なかたちで一回目を企画してみて、それによってその後の方向性を決めるということでやってみようかと思っている。でも今までずっと考えてきたことも途中で放り出すのではなく、これからも出来る部分は平行して進めていきたいなと思っている。起業塾、あと１回しか残っていないなんて寂しすぎるけれど、みんなにはとっても多くのエネルギーをもらえて、本当に参加できて良かったと思っている。これからもみなさん、末永くお付き合い、お願いします！

February 26, 2005

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バイト、母との時間

今日のバイトでは定性データの処理に取りかかったが、データマイニングのソフトをプロセスの最初の時点で使うのだが、そのあとは全部マニュアルなプロセス。かなり時間がかかる。でも次の手順とかが見えるようになって、ストレスは一気に減った。母が２ヶ月ぶりに来日したので今日の夜は一緒に時間を過ごしたり、ご飯を食べに行ったりした。ずっと一緒にいるとまた言い争ったりすることも出てくるけれど、久しぶりに会うとやっぱり心底ほっとする。両親にはまだ起業関係のことについてはあまり話していないのだが、今回来日している間には話そうと思っている。話した途端に大量の質問攻めにあうことは覚悟しておかないと…それでもやっぱり一番理解してもらいたい人達だからこそ、話しておきたい。

February 24, 2005

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女性活力フォーラム - カルロス・ゴーン氏の講演

今日は「女性の活力を組織の活力に」というフォーラムに参加した。一番の目玉はカルロス・ゴーン氏の基調講演。ゴーン氏については「日産の救世主」というようなことしか知らなかったのだが、実際にお話を聞いてみて、どうしてこの人にみんながついていきたいと思うのかが少しだけ分かったような気がした。日産というとてもコンサバティブな会社で、どのようにして女性の起用を促してきたのかというと、ずばり「ビジネス戦略」と結びつけることによって可能になったといえる。彼によれば、「車両購入の決断の約６割に女性が何らかの関与をしている」というデータあり、その女性達に対応していく必要性と、それには会社自体が女性を活用していくということ自体が戦略になり得ることを目標として掲げた。彼の話し方に威圧感はなく、当たり前のことを当たり前としてやっていく淡々とした感じを受けた。ゴーン氏が強調したポイントで特に印象に残ったのは、「成功する人とは特別な人ではなく、"orcinary people with extraordinary determination"（並はずれた決意を持った普通の人）だ」ということ。確かにその通りなのかもしれない。彼自身、自分のメンターは「普通にシンプルに生きている人たちで、自分のやるべきことを極めている人」とコメントしていた。もう一つ心に残った言葉は "Reform that is depended on just one person is a failure"（ある一人の人に全ての重荷がかかっている改革は失敗である）だった。これはゴーン氏が今まで進めてきた改革は全てそのビジョンが社内に浸透しているため、自分がいなくてもその改革はこれからも進んでいく、ということを説明しているときに使った表現だったが、これもとても深かった。テーマが興味深かっただけでなく、やはり経営者として素晴らしい能力を発揮してこられたゴーン氏の論理には隙がなく、それでいて誰にでも分かりやすいものだった。色々な意味で勉強になった。

February 23, 2005

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リサーチャー・セミナー

金曜日までに熱は下がったのだが、それから３日間ほど今度は咳と腹痛でまいってしまっていたが、今度こそは本復帰できた（はず）。今やっているバイトは統計を使った調査のお手伝いなのだが、これにはいきなり飛び込んでしまった感じもあり、もう少し概念的なものも勉強したかったので、今日はライブドアのやっているインディペンデント・リサーチャーセミナーというのに参加してみた。ゆくゆくはＮＰＯや芸術団体に対してマーケティング・リサーチなどのサービスを提供していきたいというのもあるので、「調査」について考える機会をもてたことはとても役に立った。今日は２回シリーズの第一回目で、第二回目は来週。どんな調査を行うときも自分である仮説を立ててから、というのが一番大きなポイントだった。今やっているバイト、かなりの長い間、全貌が見えないまま作業をやっていてストレスが溜まっていたけれど、一番実践的な経験を身につけられるという意味では、何物にも代え難いくらい貴重だということが今日のセミナーに参加してみて気付いたこと。今はまだ私自身が調査設計などをすることはないけれど、それでも仮説を立てる訓練はすることができる。バイトを始めてちょうど一ヶ月くらい。データ操作も少しずつ慣れてきたところ。次の段階に進めるようにがんばらなきゃ。

February 22, 2005

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復帰第一日目

今日は熱もある程度下がったので、バイトに復帰した。まだ体がだるい中でいきなり統計というのもかなりきつかったが、午後には慣れてきた。夜は新日フィルのコンサート。こんな状態の時になんで、ってかんじもあるが、定期会員なので券は買っちゃってあったので、ダメもとで行ってきた。まず鎮咳剤を服用して、水ボトルをバックに忍ばせ、のど飴をポケットにいれて、コンサートに臨む。一応最後まで聴くことができた。今日の指揮者はearly musicのスペシャリストで、いつもとひと味違ったコンサートになっていた。日本に戻ってきて私がこのオーケストラに惹かれたのは、一回一回のコンサートの内容がとてもユニークで、終わった後に「いいコンサートだった」と思えるような体験ができるからだ。日本では、まだまだ海外から招聘されてくるオーケストラの方が価値があると思われている傾向が見られるが、もっと自分たちの築いてきたものに自信をもって、それを育んでいく必要があるのではないだろうか。コンサートの後は雰囲気は一転して、錦糸町の裏の方にある韓国料理を食べて帰ってきた。久しぶりに冷麺を食べたらおいしかった！

February 18, 2005

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評価の高い病院

今朝もまた熱が下がらず、朝一番で聖路加病院に行って来た。普段は聖路加に行くのだが、おとといはどうしても動けず、うちの近くの病院に行ったのだが、設備は古いし、こちらが問診票に書いた情報も読まずに診療され、不信感を抱いたまま帰ってきた。今朝、聖路加に行ったときは、この４日間の症状について書いたものを持っていき、問診票と一緒に出しておいたら、実際の診察の時にはその内容が全てコンピュータにインプット済みだったのを見て、さすがに評価が高い病院だと思った。血液検査、Ｘ線などもしたのだが、オペレーションは極めてスムーズで、具合が悪い人のことをよく考えているというのが伝わってくる。スタッフの患者への接し方にも病院の理念が表れている。おととい行った病院では患者が明らかに病院の中を迷いながら歩いているのにスタッフは無視してその人のそばを素通りした。具合が悪いときはいつもよりももっと、小さな気遣いをうれしく感じるもの。サービスが大切ということは聞き飽きていたが、今回は身をもって体験することができた。

February 17, 2005

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体が元手…

昨日病院でもらった３種類の薬を飲み続けているが、それでも熱が３８度以下に下がらず。それでもどうしても行かなければならない会合があったので２時間だけ外出するつもりで出かけたら、頭がぼーっとしていたのか、鍵を忘れてしまった。そのせいで会合が終わってから夫が戻ってくるまでカフェで時間をつぶさなければいけないはめに…いつもならこういう空き時間は全然苦にならないが、さすがに今日は辛かった。もう泣きそうになってきたときに夫が迎えに来てくれて心からホッとした。体が元気じゃないと、心も気弱になってしまうことに改めて気付かされた。早く治ってこの数日間の遅れを取り戻したい。

February 16, 2005

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不信感に結びつきかねない情報

昨日の夜あまりの頭痛と熱に耐えきれず解熱剤を飲んで寝たら、今日は昼ぐらいまで状態が良かったので少し安心していたのだが、夕方頃体温が一気に３９度を超えてしまったので近くの病院に無理を言って診てもらった。インフルエンザテストはネガティブだったので、ほっと一安心。結局３種類の薬を処方してもらうことになったのだが、それを話している過程でちょっとひっかかることが。最初に内科の受付に行くと症状や過去のことを書く用紙を記入するのだが、そこに私も過去に起こった薬アレルギーなどについても詳しく書いておいた。処方をする段階になって先生が「抗生物質を出しましょう」と言われたので、冗談で「サルファ剤だけはやめてください」と言ったら「えっどうしてですか？アレルギーでもあるのですか」と返答されてちょっと心配になってしまった。もちろん先生達は忙しいから仕方がないと思うが、情報を聞いておいて読まれていないとなるとやはりどうしても「だいじょうぶなのかな」という不信感を持ってしまう。話はかなり離れたところにとぶが、ＮＰＯがファンドレイジングなどをしていくときも、会員や寄付者が過去にコメントしたことなどが組織の情報として蓄積されていなければ「えっ、それって前にも言ったのになんで忘れられてるのだろう」という不信感につながりかねない。ＮＰＯ団体に対していつもデータベース（情報貯蓄）の必要性を話してきたが、今日は私自身が、状況は違うが本質的には似たような経験をした感じだった。

February 15, 2005

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ついに風邪…？

朝から頭痛と悪寒がしていたのだが、今日は一日バイト。よりによって上司がミーティングで出なくてはいけなかったので、いくつかの作業を任されてしまった。今までにやったことのない種類の集計方法だったので、かなり根をつめて作業に取り組んだ。でも一応無事完了させることができて、ほっと一息。さっき帰ってきたらかなり調子が悪いので体温を測ってみると、38.4…今までがんばって免れてきていたのに、結局風邪かな？でも起業塾の講義の前でなくてよかった！早いけどおやすみなさい。

February 14, 2005

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気持ちの余裕

昨日の夜から今日のお昼まで夫の実家に行っていた。義父のお誕生日だったので、昨日は家族が８人集まってお祝いをした。私は一人っ子の上に、両親はまだ外国に住んでいるので、結婚するまで「大きな家族」とはあまり縁がなかったのだが、これはこれでいいものだなあという気がする。普段の生活では大人２人だけなので自分のことに精一杯になってしまうが、やはり子供が周りにいると人のことを面倒見る余裕がなければならない。そういう意味でも、１～２ヶ月に１回の夫の実家訪問は、とてもよい気分転換になる。午後は、東京ドームで行われているテーブルウェアの展示会へ。毎晩こんな風にすてきなテーブルセッティングをして、おいしいディナーを作って食べている人たちって、きっと気持ちにも余裕があって、人生をエンジョイできているんだろうな。同じ食べ物でも、素のテーブルに「どんっ」と置かれて出てくるのと、素敵なクロスのひかれたテーブルにきれいな器に品良く盛られて出てくるのでは、味も違って感じられるにちがいない。その余分とも思える「一手間」をかけられるかどうかが、本当の気持ちの余裕の差なのかな。私はすぐにその「一手間」を省いてしまいがち。それが変えられたらいいな。

February 13, 2005

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女性起業塾、第三回目

今日はもう第三回目の起業塾の講義。この２週間、自分では色々考えたり実行したりしたつもりになっていたが、まだまだ私は自分の１１０％レベルにまで達していない状態なのかも、と思った。これでは何度回を重ねても１００％を超えることができない。私は目の前にあることをすぐに実行はするが、それが全体像の中でどこに位置しているのかを考えるプロセスが抜けているのかもしれない。経沢さんは同じ状況を見ても、それが全体像の中でどういう意味をもっているのか、どこに位置しているのかをすぐに見抜くことができる。その能力はどうやって身につけられたのだろう？経験と努力？今日はもう第三回目が終わってしまった。もちろんこの一ヶ月、それ以前と比べればとても中身が濃かったが、それでもまだ自分の９０％くらいしか出し切れていない。経沢さんの全体像を見極める能力を目の当たりにするたびに、枝葉のことにとらわれてしまう自分、まだ「経営者脳」になっていない自分に気付かされる。今日の授業ではとても根本的なこと（購入者ピラミッド）についての指摘を頂いた。まだその内容を完全に自分の中で消化しきれていないが、まずはその部分をおさえなければ！

February 12, 2005

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起業を目指す人たち

今日はドリームゲートの大挑戦者祭inTokyoに行ってみた。どういうものなのかあまりよく分からずに行ったのだが、行ってみて起業を目指す人たちがこんなにいたのか、というくらいすごい人の数だった。これだけの人たちがみんな起業したら、日本も元気になるのに。午後半ばに行ったのであまり時間がなかったのだが、サイバーエージェントの藤田氏とテイクアンドギヴ・ニーズの野尻氏の対談は聞くことができた。もちろん色々と慎重に考えなくてはいけないけれども、それでも「まず行動」という点が二人の共通点のようだった。行動してみて、はじめて分かってくるお客さんのニーズに、なんとしてでも対応する、というこのサイクルと執念が成功につながるのだと思った。そのあと、無料相談コーナーに予約をしていたので、そこで３０分ほどコンサルタントの方とビジネスプランや起業形態についてお話することができた。なにしろ３０分なのでそこまで深い話はできないが、それでもいくつか参考になるアドバイスをしていただいた。ここにも数日前に作成した「サービス内容」のページを持っていったのだが、そのおかげで話がしやすかった。経沢さんのアドバイスのおかげで、今週だけでもすでに２回のミーティングを有益なものにすることができた。こうやって少しずつ色々なところでビジネスプランを聞いてもらう機会を持ったり、知識を仕入れたりし続けることが「成長曲線」につながるんだ、と自分に言い聞かせながら毎日を過ごしている。でないと、めげてしまいそうなので…明日は起業塾第三回目の講義。どんなことになるのか楽しみ。

February 11, 2005

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小さな達成感

今日はある団体のスタッフと３時間のミーティング。今日のミーティングの主旨は、前にある企業さんが興味を持ってくださったコラボレーション的イベントアイディアをどうやって現実化するかという点。実際にはそのためのプロポーザルにどういうスピンをかけるかということだった。さすがに創造的な人たちで、アイディアはどんどん出てきた！そのイベントを支援することによって企業が得るメリットは何なのかということも一緒に考えることができた。たくさんのアイディアの中から３つを選び、来週までにその３つのアイディアを盛り込んだプロポーザルをまとめてもらうことにした。そのあと私がこれから提供していきたいサービスのことやデータベースの話などをしていたのだが、たまたま昨日の夜、起業塾の宿題として取り組んでいた「サービス内容」の紙を見せたら、話が一気に具体的になっていき、本当にびっくり。たぶん向こうもそれを見て、ただ話しているのではなく、真剣に先に進もうとしているのだという風に理解してくれたのかもしれない。夜帰ってきてから、そのイベント支援に興味を持ってくださっていた企業の方にミーティングの報告をしたら、「来週プランを見せてください」というお返事がすぐにきた。こういう日があると、小さな達成感があって先に進む力がわいてくるような気がする。この１～２週間、こういう直接的な達成感を感じられないことで悩んでいたのでとってもうれしかった。現場でがんばっているＮＰＯ団体のスタッフや、そういう団体を支援したいと言ってくれる企業の方達に喜んでもらえるようなサービスを提供していきたいと思う。

February 9, 2005

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いろいろ…

今日はお料理教室。作ったものは：春色のアンティパストわたりがにのパスタ豚ヒレ肉のソテー　ポルチーニソースレモンのジュレだった。どれもあまり手間がかからないのに、とてもおいしかった。一応「おもてなし料理」のクラスなので、本当はもてなすチャンスを作らなければいけないのだけれど、毎日はあわただしく過ぎていく…今度、もしできればこのメニューで誰かよんでみよっかな。今週の金曜日は義父の誕生日。土曜日に私たちが行ってお祝いすることになった。親戚の誕生日とか記念日とかって、本当にどんどんやってくる。でもやっぱりそういうのってめんどくさいって言い始めたらもう絶対戻れなくなるから、誰の誕生日でも必ず何か小さなことでも企画するようにしている。みんなが忙しい時代だからこそ、デジタルではないお付き合いを大切にしたいなと思う。あと４日で起業塾なのにまだビジネスプランが前回から改善されていない…がんばらなきゃ。昨日いくら悩んでも「個人か法人か」という問いに自分で答えられなかったので、これ以上悩んでもだめだと思い、行政書士の方のところに相談に行くことに決めた。そしたら気持ちがすっとした。人任せにするわけではないけれど、やはりこの最初の大切な部分を自分の限られた知識で決断するというのはとても気分的に重荷だったのかも。来週の火曜日が楽しみ！

February 8, 2005

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またまた後戻り？

昨日までは個人事業主の申請をしにいくつもりだったのだが、メンターのhappybodyさんが個人事業主だと何かと大変、というコメントを昨日の日記に書きこんでくださった。お昼頃そのコメントを読んで、また決心が揺らいだ。今日の夜、官庁勤務をしている友人（ベンチャー支援プログラムなども担当していたことがある）と話していて、そこでもまた同じ話が出た。「契約するときに個人だと難しいことがある」と。ほんとは明日の午後税務署に行くはずだったのだが、一日に２回も別の人から同じことを言われるなんて、これは絶対に「個人事業主の申請に行くな」というサインだと受け止め、もう一度法人設立の可能性について真剣に考えてみることにした。これって後戻りしたってことなのかな？でも変に焦って取り返しがつかなくなるより、納得のいく決断をしたいから、こっちの可能性を追求してみることにする。happybodyさん、アドバイスありがとうございました！今日の夜はＯＬ美食特捜隊で見つけた四ッ谷三丁目のフェアファックスグリルというところに行ってみた。こじんまりとしていてお値段もお手頃だけれども、味は良かった。特に「焼きカマンベールとキノコのラザニヤ」や「ラムの串焼き」はおいしかった。デザートの盛り合わせには５～６種類のお菓子が！満足して帰ってきた。

February 7, 2005

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成長曲線…

今週末は活動的というよりも家でのんびりしたり、起業塾の課題本を読んだり、食べに行ったり、という感じだった。もちろんビジネスプランのことは頭の中にはあるけれど、ちょっとテンションが低かった。石原明さんの「成功曲線を描こう」という本にもあったが、私の場合まだ急カーブになる手前の時点にいて、目標点と自分の現時点の差を見て不安になっている状態なのかもしれない。急カーブになるには地道な努力が必要で、その努力を続けていれば必ず急カーブ地点にたどり着けるんだという確信がまだ足りないような気がする。この状況って先月バイトを始めたとき、真っ暗闇に放り出されたような感じだったのと似てる。でもお仕事では引き下がるわけにもいかず、とにかく何が何でも前に進み続けたら先が見えてきた。起業に関しては仕事よりも自由がきいてしまう分だけ進み方が遅いのかもしれない。自分に課しているものが少なすぎるのかな。これから２週間の目標を決めよう。＊税務署で個人事業主開業の申請＊データベース開発のための仕様を明確にし、モニターになってくれる団体の担当者に確認する。＊データベース開発依頼、契約のプロセスを明確にする。＊３月末のアメリカ行きの予定を確定させ、アポイントの可能性を探る。＊ジムに週３回通う。不安なんかを感じている前にがんばろっと。

February 6, 2005

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ジムデビュー

先週フィットネスクラブで会員手続きをし、今日無事にジムデビューを果たすことができた。まずはオリエンテーション。体中に電気を流して（？！）いろいろなものを測る機械で自分の体についての真実を知る。結構ショックなことも。でもさすがスタッフの方、「ここがスタート地点ですから、これからどんどんよくなっていきますよ」だって。単純な私は、「そっか、がんばらなきゃ」となる。その後ウェイトマシンの使い方などを説明していただき、実際に使ってみたら、電流機械の判決が正しいことを実感。上半身が本当に弱くって、胸とか肩の筋肉を使うマシンでは特に苦しんだ。そうしているうちにパンチヒットの１５分クラスが始まり、それに参加してしまった。日頃の恨み（って何に対してかはよく分からないけれど）を晴らすかのようにすごい勢いでやってしまった。でも１５分間とはいえ、これが一番運動になった。このジムはこじんまりとしたジムなのに施設やプログラムが充実している。それからバイクマシンにはそれぞれテレビついてるし。うちにはないテレビを楽しむことができた！週に３回。あんまり多いという感じではないが、実際には結構大変かも。この間の起業塾じゃないけど、これを達成できなかったときの自分への罰を考えた方がいいのかな～？終わった後、今日はメキシカンレストランに寄ってしまった。でもほんと、おいしかった～！生きてて良かった、ってかんじだった。運動するとご飯がおいしくなりすぎて逆効果だったり？！うちに帰ってきてもパンチヒットの癖が抜けず、ところかまわずやってしまうので、夫が怖がっている…

February 5, 2005

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色々な人の視点

昨日、今日にかけて、何人かの方々とお会いした。お会いした方達はどなたも何らかの形で社会貢献や芸術、ＮＰＯというものに関わりながら活躍している。一人はある監査法人の公認会計士の方で、現在大企業を対象にＣＳＲのコンサルティングなどをしていらっしゃる。そのほかの方達はもっと直接的に芸術団体やＮＰＯというものに接していらっしゃる。共通していたことは、どの方も、とっても生き生きしていたこと。「自分のできる範囲で世の中を少しでもよくしていけたら」という思いが強く伝わってきた。自分のできる範囲というのも、もちろん人それぞれで、ある人は大きな範囲で（政治に働きかけたり）、またある人は小さな範囲で（自分の周りの人に働きかけたり）、という差はある。でもだからといってその範囲の大きさで価値が決まるわけではない。この１週間くらい色々な「もやもや」が自分の中にあったのだが、みなさんの強い生き方に接してみて、改めて私も自分の道を見失ってはいけないんだ、と思い直した。あとは、ただ考えているのではなく、行動すること。もっともっとスピードを上げていきたい。

February 3, 2005

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自立を支援

今日は初のボランティアに行ってきた。先週パブリックリソースセンターの方とＮＰＯの運営や資金調達についてお話ししていたとき、自分の芸術分野以外での経験のなさについて実感した。そのミーティングのあと、音楽とは関係のない分野でのボランティアを探してみた。そうしているうちに見つけたのがもやいという自立生活サポートセンターである。ここでは野宿者、ＤＶ被害者、生活困窮者などが自立生活を始めるために必要なアパート入居時の連帯保証人サービスやその他の人的ネットワークなどを提供している。ウェブサイトで見て興味をもちメールをしたら、すぐにお返事がきて、「次のスタッフミーティングに参加して雰囲気を見て下さい、」ということだった。それで今日の仕事のあとに飯田橋にある事務所（といってもアットホームなちいさなおうち）にうかがった。何も組織のことを知らずに、一歩足を踏み入れた途端スタッフミーティングに参加、というのもかなり珍しいかも知れない。でもその１時間半でかなりどういう活動をしているのかが把握できた。そのあとはスタッフが実際に色々な相談にこられている方達とお話しする場に混ぜて頂いた。そこでは一気に現実に迫られた感じだった。聞いているだけで辛くなるようなお話もあったが、ここでのサービスの根底にあるのは自立生活の支援。だからかろうじてポジティブでいられたのかもしれない。このもやいの連帯保証人のサービスは多くの人たちに必要とされており、相談のための面談は５月まで一杯の状態。想像できるように、契約後のトラブルも多々発生するらしく、それらのトラブル対応やフォローアップの仕事もたくさんある。横浜市では、もやいが提供しているようなサービスを行っているらしいが東京都ではまだ未対応。最近この団体のスタッフが都の方に話を持っていったらかなり反応はよかったらしい。東京都が一日も早く、こういう方達の自立生活支援のための具体的な活動を始めてくれればいいなと思う。苦しいときにこうやって本気で色々なことを一緒に考えてくれる人たちが存在するというだけで、気持ちの負担もずいぶん違ってくると思う。私も自分にできることを精一杯やっていきたい。

February 1, 2005

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ビジネス書ではない翻訳

ＮＹに住んでいるピアニストの友人が近々ＣＤデビューをすることになった。そのＣＤの曲解説の翻訳を頼まれてしまった。普段はビジネス関係の書類や本しか翻訳しないので、芸術関係のものはきつい。この間は友人の演奏批評（新聞や雑誌に載った記事）を英語に翻訳するのに結構手間取ったが、曲の解説はそれ以上に難しいなと思った。私はアメリカで音楽の勉強をしたので、音楽用語が日本語ではぴんとこない。あいにく今回の翻訳は英語から日本語なので辛いが、大まかにできたら誰かにチェックしてもらわないと…今日は新宿へ行って髪を切ったり、小物を買ったり、食事をしたり、一人でのんびりとできた。そのあとは喫茶店で翻訳。今週は色々な人に会ってビジネスプランを紹介したり、協力してもらえるところがあるか聞いたりする予定なので、その準備もしないと。

January 31, 2005

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女性起業塾二回目

昨日の塾も中身がとっても濃かった。特にみんなのプレゼンを聞くのがとっても楽しかった。それぞれのプレゼンがとってもユニークで、こういう風に志しを持った人たちがみんなが起業したら日本社会も強くなっていきそうだな。プレゼンに対する経沢さんのコメントはさすがに「いつも極限まで考え抜いてきた人」ならではの、驚くほど的確なものだった。全体像が霧に包まれてがぼんやりしているものに、びし～っとダーツの矢が円のど真ん中に命中するような感じのコメントだった。経営者はいつも頭の中で何に対してもこういうプロセスを行っているんだろうな。私のプランは…もし起業塾に参加していなかったら気付くのに数ヶ月以上かかったであろうことが２週間でかなり色々なことが洗い出されてきた。でもやはり非営利対象ということでビジネスとしてはとっても制限が多い。昨日はみんなの広がりのあるプランを聞いた後自分の制限多きプランの事を考えたらちょっと落ち込んだ。数時間くらいは、全然非営利と関係ないビジネスプランを考えた方がいいかな、とか思い始めたりもした。でもよくよく考えてみると、やっぱり私には私なりの生き方や専門性、人生観というものがあるわけだから、それを大事にしなきゃいけないんだと思い直した。私は自分にしかできないことをやりたいのだから、これを追求していくしかない。こういう風にやっと吹っ切れたのは一日経った今日の夕方。それまではちょっと悶々としていた。今日の夕方、ジムに行って体験入学をしてそのあと会員手続きをしてきた。手続きが終わってから、ちょっとだけしか体を動かしてないのに、そのスポーツクラブの会員になると割引になるというイタリアンのお店に寄って帰ってきてしまった！でもおいしかった～！悶々としていた気持ちが吹っ切れたのはその瞬間でした…やっぱり体を動かすことと食べることは精神衛生上いいに違いない！

January 30, 2005

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データベース開発への一歩目

今日はバイト先の上司とお昼を食べながら、私が作りたいデータベースを彼が構築してくれる可能性を打診してみた。欲しい機能やとっても大まかな仕様を見てもらったところ、そこまで複雑ではないということだった。（大企業向けの複雑なシステムを構築していた彼だからこそ言える言葉だろうけれど…）多分普通のプログラマーにでもできないことはないのだろうが、私はやはり絶対的な信頼を持っている人に構築してもらいたいと思っているので、できれば少しくらい値段が高くても彼にやってもらいたい。１００％以上の結果をだしてくれると分かっているから。今まで色々考えてきた中で一番気がかりだったところの第一段階レベルをクリア出来たようで（もちろんまだどうなるか分からないけれど）とってもほっとした。明日は第二回目の起業塾。事業プランも一応は埋まったけれど、まだまだぼんやりしている。今やっている情報収集の１つ１つが早く実を結んでくれないかな～。

January 28, 2005

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芸術って必要なの？

今週末東京のあるオーケストラを指揮することになっている友人と午後の４時間くらいを一緒に過ごした。彼は今ロンドン在住で、世界中の色々なオーケストラを指揮している。指揮だけでしっかりと生計を立てられる恵まれた、そしてもしろん才能豊かな若手指揮者である。彼とはアメリカにいたときからよく色々な話をしていたのだが、今日私が彼と話したかったことは「音楽や芸術に社会性を持たせることは可能か」ということだった。このごろ私が一人で頭を悩ませているのはその周辺のこと。従来のオーケストラのコンサートにはもちろんそれなりのベネフィットはあるとしても、社会的存在意義があるかと聞かれたら、ちょっと考えてしまう。もちろん純粋に音楽が好きな人はたくさんいるし、そういう人たちに可能な限り、質の高い音楽会を提供することは大切だと思う。でも東京に８つもプロオケがあるのだから、一部ではもう少し冒険的な試みをしてもよいのではないかなと思う。よく聞くのは、「人が音楽会に来るのは夢を見たいからだ」ということ。もしそうだとすればそこに現代の社会問題などを持ち込んだりすればお客の足は遠ざかるかも知れない。でも音楽が社会になければならない存在だということを感じてもらうには、もしかしたらもっと違うアプローチが必要なのかも知れない。この間関西地震の被災経験者の方とお話したのだが、その方は「そういう時はみんな心がぎすぎすしてしまっていた。食べ物は必要だったが、それだけでなく、芸術などにふれた時は心を暖めることが出来た」とおっしゃっていた。純粋なクラシック音楽鑑賞という狭い枠の中だけでなく、もっと音楽のパワーが生きるところにも音楽を提供するべきなのではないかなと思っている。今すぐは無理でも、これからそういったことを頭のすみにおいて活動していきたいと思う。これを読んで下さっている方で「芸術って必要なの？」という問いに答えるかたちでコメントを頂けたらとってもうれしいです。よろしくお願いします。

January 27, 2005

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大きくてとっても基本的な気付き

今日は1～2ヶ月前にお知り合いになったパブリックリソースセンターの方とお会いして2時間ほどお話しした。パブリックリソースセンターとはＮＰＯの運営を色々な側面からサポートしている団体で、GambaNpo.netというネット上で色々なＮＰＯ団体に寄付をすることができるサイトの運営もしている。ＮＰＯや企業の現状について色々と情報交換していたのだが、その中でも興味深かったのは、「みんな夢のあるプロジェクトには寄付をするがネガティブなこと（ＨＩＶ，ホームレス、ＤＶなど）には目を向けたがらない」（災害は別として）ということ。これは実際にこの間私がある企業の方とお話をしていた際にも言われたことである。最近こういう現状を聞くたびに私はいちいち驚いているのだが、これから企業の社会貢献活動に関わっていきたいと思っている人がこんな現状を知らないというのはおかしい、というとっても基本的なことに気付いた。私は今までＮＰＯといっても芸術団体にしか関わってきていない。それもアメリカで。これから日本のＮＰＯの活動を応援していきたいと思っているならば、まず一番しなくてはいけないことは自分自身が経験することなのではないか。こんなことを考えながら、東京ボランティア・市民活動センターのウェブサイトでボランティアを募集している団体のリストを検討し、ある団体に問い合わせメールを出してみた。人にどうやって社会貢献活動をするべきかという話をする前に、私自身が今までの自分の枠から出て行動し、経験してみよう。とっても当たり前なことなのに、なぜか今まで気付かなかった。

January 26, 2005

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めげないこと。

今日はバイトの４日目。前回はやっとの思いで統計解析のソフトを使って分析準備段階１を終わらせることが出来た。今日はそれに準備段階２を積み上げる作業をした。今日はちょっと進歩したようで上司が言っていることが少し理解できるようになってきた。初めは真っ黒な統計解析の暗闇（？！）に一人で放り出されたような気分になっていたのだが、「これは勉強でもなくお仕事として任されているのだからなんとしてでもやらなければ」と試行錯誤しているうちにこの暗闇の中に、ほのかな光が見えてきたような感じだ。もしかしたら起業という一連のプロセスもこれに似たものがあるのかも。今は全ての焦点がぼけていてどこにピントを合わせたらよいのかも分からない状態だが、「できるまでやる」という強い意志をもって行動し続ければ、ある時点で「あっ、もしかしたら少し見えてきたかも」というところまでたどり着けるのかもしれない。そういう意味では、違った状況を通して大切なことが経験できたんだなあと思った。金曜日には外注してあった１５００件の入力データが届き、それを私が準備したプログラムに通すことになっているので、まだまだドキドキは続く…でも「怖いもの見たさ」の自分がいる。

January 25, 2005

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焦点のぼやけ

事業プランをにらんでいる。オファーしていきたいサービスはいくつかあるのだが、これと収益のしくみがうまく結びついていない。もう少し市場調査をしないことにはどうも焦点がぼやけていて、現実離れしてしまいそうで怖い。もっとサービスを現実に合ったものにするために、これからの２～３週間は、とにかく色々な現場の人と会って話を具体化させることに費やすことにした。私の考えていることの一部は一人でできることではなく、色々な側面でパートナーが必要となってくるはず。そのためには今の時点で何がどこまで現実的なのかをその人達に直接聞いておいた方が良い。ある意味、このヒアリングを行うのがちょっと怖いところもある。もしかしたら今考えていることが非現実的だという結果が出るかも知れない。もしそうならば、何を変えれば現実的な話になるのかを検討することができる。来週は４人の方たちと会えそうなので、それに向けて準備をしなければ。事業プランはしっかりと出来ていないけれど、空白欄をにらむことによって次に何をしなくてはいけないかが見えてきた。

January 24, 2005

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ウェブの世界

今日はEmabuさんの「無料で作るウェブ大作戦」に参加させて頂いた。私は本当にウェブには疎くて、これから何かを立ち上げると言っても全く何からすればよいのか分からないという状態だったのだが、Emabuさんは根気強く教えて下さった。一番印象に残ったのは、ウェブというのはただきれいに体裁を整えるということよりも、読者の立場になって構成したりコンテンツを選ぶことが大切だということ。事業内容もはっきりしていないような私の今の状態ではコンテンツどころではないので、もう少しじっくりと考えなければ。でもどういうことを考えに入れながら構築していけばよいのかということをたくさん教えて頂いて、本当に助かった。Emabuさんは大企業で働かれながらもはたママ研究所というウェブコミュニティを作り上げて、働きたいお母さんたちのサポートもなさっている。「働く女性を取り巻く日本の制度を変えていきたい」と、大きなミッションを持っていらっしゃる。子育てとお仕事を見事に両立させてこられたEmabuさんだからこそ説得力がある。大活躍して頂きたい。Emabuさん、今日はありがとうございました！

January 23, 2005

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とっても満足した土曜日

今日は夫と一緒に近くにあるジムを見学してきた。新聞に入会金無しという広告が入っていたのだが、このキャンペーンは２～３ヶ月に一回くらいはやっているそうだ。ジム自体はこじんまりとしているが、必要なものは全部そろっているといった感じ。私たちは二人とも結構怠け者なので、かなりしっかりと、「これをやるんだ」という決断をしてからでないとせっかく会員になっても行かなくなってしまう可能性が大である。ジムは近いとはいっても、歩いて１３～１５分の距離。また夫はかなり狂ったような仕事のスケジュールなのでいつ行くかということもかなり事前に考えておかなければならない。今のところ考えているのは平日に２回（朝仕事前に一回、夜一回）、そして週末に１回で、週３回というのが現実的かなと思っている。来週の日曜日に一回無料体験をしてみて、もし良かったら入ることに決めた。そのあと有楽町のビッグカメラでかなりしっかりしたスキャナーを買った。両面いっぺんに読みとりが出来るもので、カラーでも一分間に３０ページ読みとれるというもの。その上に前から買わなきゃと思ってたAdobe Writerのソフトも同梱されていたので、その値段を考えるととってもお得だった。これがbundlingと言われる商法なんだな、と思ったり。これで、今まで捨てられずに積み上げられている書類がかなり捨てられると思うと、とてもうれしい。インターネット情報も紙に印刷せずにすむし。スキャナーをお持ち帰り用に包んでもらってから、夫の誕生日を祝うために日比谷にあるフランス田舎料理のレストランに行った。コースで３３００円なのだが、落ち着いた雰囲気で食べ物もおいしく、またデザートには誕生日のメッセージまで入れてもらい、満足して帰ってきた。誕生日プレゼントには銀座のエステサロンのマッサージ券をあげた。このごろかなり忙しくしていて体も疲れているようなので、リラックスできるといいな。

January 22, 2005

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バイト３日目

バイト３日目にしてついに統計解析のソフトで分析のプロセス構築を仰せつかってしまった。３，４時間くらいの悪戦苦闘の末、プログラムの一部が機能したときには叫びそうになるくらいうれしかった。このプログラムについてはほとんど説明もされず、ただ「前にやった分析（保存してある）と同じような感じで」と言われただけで、本当にどうしようかと思った。今までいくつもの仕事（フルタイムもパートも含めて）をしてきたが、こんなに「暗闇の中での手探り状態」のような感じで働いたことはなかった。別のいい方をすれば、「これぞチャレンジ」ということなのかも知れないが、かなりストレスが溜まることは確か。来週はもっと込み入った部分に入っていかなくてはいけないのでちょっと気が重いが、「何とかなる」と自分に言い聞かせてがんばってみる。Thank God It's Friday!

January 21, 2005

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日本の若手アーティスト

今日の夜は、文化庁の派遣で海外の芸術団体で研修をしてきた人たちの成果発表の場に行ってきた。今日の発表者はフランスで現代劇やコンテンポラリーダンスの団体についての研究をしてきた人だった。フランスで公演をしたいと思っている日本の団体はどういう戦略をもって企画をしたらよいのか、というようなところにまで話が及んで面白かった。発表のあと、2人の女性と話す機会があった。まだ音大を出て間もないくらいの若さだが、1人は作曲家、もう一人は能のアーティストだった。去年の4月には、彼女が作曲した能を取り入れた「マクベス」というオペラをＮＹに持っていったそうだ。聞いてみると、かなり勢いで行ったという感じだが、この勢いこそが若さの特権だな～と思ってしまった。結局思ったように助成金が出なくて150万くらいの赤字だったそうだが、それに懲りることもなく、今年はロンドンにツアーに行きたいそうで、今色々な企業と掛け合ってみているそうだ。私自身は彼女達の公演のビデオを見ていないので、実際の質については何ともコメントできないが、この行動力は素晴らしいし、ずっとこの純粋さを持ち続けて欲しいと思った。結局、私の知り合いで英国と日本の演劇界の橋渡しをしている人を紹介して別れたのだが、彼女たちにはとっても素晴らしいエネルギーをもらったような気がした。こういう風にしっかりと活動している若手のアーティストたちがもっと活躍できるような仕組み作りを手がけていきたい。

January 20, 2005

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現場の声と新しいアイディア

今日は企業の方達が集まってＣＳＲ研究会の例会に参加してきた。そのあとの懇親会では、普通お話出来ない方達ばかりが周りにいてちょっと焦ってしまったが、それでもたくさん企業側から見た社会貢献・ＮＰＯとのパートナーシップについてお話を伺うことが出来た。参加されているのは大企業のＣＳＲ推進部（もしくはそれに当たる部署）の課長さんや部長さんレベルの方達で、このことを本業として考えている人たちである。このような場に私は個人参加という形で、ＮＰＯ側から見た提案などをさせて頂いている。今日色々な方達とお話ししていて分かったのは、企業側も自分達の戦略の足しになるような、本業に基づいたＮＰＯとの提携（プロジェクトベース）を望んではいるが、一から積み上げるほどの余裕がない、ということ。ならば、誰かが間に入って企業とＮＰＯのマッチングを行った方がいいのではないだろうか、というのが私の今日の結論である。ＣＳＲというのはこの1～2年に急激に発展したトピックで、どの企業も最低限のシステムを整えるだけで精一杯。「責めよりも守りのＣＳＲだ」と、どなたかが発言されていた。企業の戦略を理解した上で、その戦略を助けるようなＮＰＯとのプロジェクトを提案する役目を外部の人間が請け負ってもいいのではないか。この話の線上で、あるコンセプトのコンサートを提案したら２つの会社の方が興味を持って下さって、「プレゼンに来てよ」とまで言って下さった。これから早速ＮＰＯ側との打ち合わせに入らなければ。起業塾の事業プランをやっとのことで作っているのに、その間にもこうやって新しい事業アイディアが入ってきてしまった。こうなってくると、やはりまず何らかの会社としての形だけは早く作らないといけないなと思う。ソフト開発と同時にできるかどうかちょっと不安なところもあるが、この企業相手の事業はもしかしたら、「リスクヘッジ」ということにもなるのかな、と思った。ＣＳＲという名前は仰々しくても、根底にあるものは「明るい未来創り」という単純なメッセージ。でも考えれば考えるほどその深みにはまってしまう。どの企業さんも悩んでいらっしゃるようだが、まずできるところから一歩を踏み出して頂けるような仕組みを提案していければいいなと思う。微力ながらも明るい未来創りに役に立てればと願っている。

January 19, 2005

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脳への刺激

昨日から統計の本を読んでやっとのことで基本を頭に詰め込んで、またバイトに行ってきた。行った途端、「このアンケートの分析の方法を考えてみて下さい」と言われ、どの要素と要素をクロス集計したら一番役に立つ情報が得られるかということを考えながら分析のリストを作っていく作業をする。全く当てずっぽうでやってみてから持っていくと、上司がコメントを加えながら一段上に引っ張り上げてくれた。彼の説明で大体、分析の概要はつかめたが、外注している集計がまだ上がってきてないので実際の分析は数回あとのことになりそう。そのあとは4時間みっちりと、マニュアルを見ながら、統計（データマイニング）のソフトを学んだ。それでもまだ半分しか進まなかった！このソフトは、実際に分析の際に行う手順を全てビジュアル化させながら先に進めるので、もし何かがおかしくなったときでも、一つずつ再チェックすることができるので、かなり助かるということ。このソフトはとってもパワフルなので、絶対にあきらめず、使えるようになるところまでいかないと！今日は、私が今まで全く知らなかった世界に一歩踏み込めたような気がしてうれしかった。私の脳みそで最近全然使われていなかったところを再開発しているようで、気持ちがいい。この上司にソフト開発についての相談を持ちかけようと思っている。うまくいくかな～。ちょっと心配…それまでに、こちら側の仕様をかなり明確にしておかないといけないので、今週はそれをプライオリティにしよっと。

January 18, 2005

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お魚料理と統計学の一日

朝はお魚料理の教室。作ったものは：カレイの姿揚げワタリガニのスープイカとクラゲのリャンバンでした。今日はカニの下準備とカレイの下準備が結構大変だったけれど、初めて学べて良かった。カレイの姿揚げが思ったよりもおいしくてびっくり。中骨と頭以外、ほとんど全部食べられた。カルシウムがたくさんとれた感じ！お教室が終わってからオアゾの中にある丸善で統計解析の本探し。あまりにたくさんあってかなり悩んだがやっとやさしそうな2冊を選び出して購入。うちの近所のExcelsior Cafeに行って2時間半くらい統計学の本とにらめっこ。途中かなり眠くなってきたので、自分の事業プランを考え出したら一気に目が覚めた。それをしばらくやってからまた統計学。なんだか統計を勉強していたら大学院の時に戻ったような錯覚をおこしてしまった。あのときはただテストのために勉強していたが、今は自分の将来のためにやっていると思えるから多少はがんばれるような気がする。もちろん目下の目標はバイト先で仕事ができるようにするためだが、これもいつかは自分で芸術団体のマーケティングリサーチを行えるようにするため。ファンドレイジングだけでなく、マーケティングと両刀遣いになれればサービスオファリングの幅がぐんと広がるからだ。でもそこまでたどり着くには、「かなり」なが～い道のりになりそう…統計って論理的だけど、むずかしい！

January 17, 2005

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お年玉年賀はがき！

16日にお年玉年賀はがきの抽選発表があると聞いて、さっきネットで当たり番号を調べてみた。今年は4等まで。まず4等の切手シートの当たり番号を調べてみたら当たりが3枚。そんなにたくさん来ていたわけではないのでまあまあか、と思って一応3，2，1等の番号も調べてみた。そうしたら、自分が誰にも出さずに残っていたはがきの中の一枚が、な、な、なんと、1等が当たってしまった！一等は100万分の2の確率。ハワイ旅行を獲得してしまった！！！やった～！！テキサスにいる母に叫び声をあげながら電話してニュースを伝えたら、向こうでも大騒ぎしていた。一生に一度しかないようなことだから、これくらい思いっきり声を出して楽しんでもいいかなっと夜中の11時なのに大変な騒ぎようだった。今日一日仕事をして疲れていた夫は横で居眠りをしていたのだが、私の声に飛び上がって起きていた。2005年は今のところ、起業塾やお年玉年賀はがき事件など、素晴らしい始まり方でとってもうれしい！

January 16, 2005

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アーツブリッジ日記

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舞台作りについて

ＣＳＲについての研究会

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女性起業塾最終回

フィランソロピーを考える会

これからの6ヶ月

心のこもったお料理を出してくれるお店(恵比寿）

結婚記念日

またまたシフト？！

大学同窓会のハッピーアワー

アグネス・チャンの講演（次世代教育セミナーにて）

会社形態…

モニター見付け

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女性起業塾第４回目

バイト、母との時間

女性活力フォーラム - カルロス・ゴーン氏の講演

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ついに風邪…？

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またまた後戻り？

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