★歩き方
ビルの鏡(?)に写る自分の姿勢に、自分の姿勢の悪さを垣間見る。その度に姿勢を正すのだが、正した姿勢に違和感を感じる。見た目は絶対自分の姿勢が間違っているというのに、見た目通りに姿勢を直すと、なんだか偉そうに歩いている感じだ。どこかの成金社長のようにお腹を突き出している感じ‥。でも実際は、それで普通の姿勢に写っているのである。だから‥認めたくないのだが、普段から腰が前屈みになっていることになる。これは数年前からで、いつもビルに写る自分を見て、正しい姿勢に直すことを繰り返している。ところが最近のことなのだが、姿勢を正して歩くと、筋肉が引っ張られるように感じるのである。正しい姿勢にすると引っ張られるということは、筋肉が縮んでしまっていることになる。縮んだものを伸ばそうとすると少し痛みが伴い、それを繰り返した後は疲れてしまうのだ。普通に正しい姿勢で歩いているだけで、筋肉痛だなんて‥。本当に歳を取ると、いままで当たり前のように出来ていたことが、努力をしないと保たれなくなってきてしまった。実は大股で歩くとそれが顕著に表れてきて、普通に疲れるだけでなく、筋肉痛を引き起こすのである。いかに普段使わなくなっているか‥である。いかに普段の動きを最小限にしてしまっているか‥なのである。ある番組で、若い子の動きで何処に問題があるか?と問いただしていたのだが、それこそ歩幅が狭いことを指摘していた。20歳代で筋肉を使わなかったら、将来はもっと早く老化が始まるのではないか?と、自分のことを棚に上げて危惧している。いやいや他人どころでない、自分がしっかりするべき事態である。筋肉はいつから鍛えても間に合うという言葉を胸に、歩幅を広くとって行動したい。