★ピロリ菌の薬
主治医の先生が、ついでにピロリ菌も退治しましょう~と言うので、言われるままに1週間薬を飲んだ。ついでにって‥別に望んでいないのだが、普通は検査を受けるだけでも、お金や時間がかかることを思うと、ある意味ラッキーなのかもしれない。入院での検査で、ついでにピロリ菌が居ることが判明したのだから、おとなしく先生の言う通りにしたほうが良い。インターネットで調べると、胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍の患者さんで、特に再発を繰り返すときは、ピロリ菌に感染していることが多いらしい。私はどうやら4,5年前に胃潰瘍になったことがあるらしく、(胃カメラで判明‥先生には隠せない)今回再発ということになる。なのでピロリ菌は除菌すべきだという判断なのだろう。胃潰瘍になったらしい‥というのは、4,5年前、別に医者にかかったわけでないので、病名を知らなかっただけである。下血しているのに、医者を頼りにしないのだから、これは大きな反省かもしれない。と言いつつ、入院レベルにしなかったのだから、結果オーライだと考えてしまう困った私である。(^_^;)私の心配は、薬を忘れずに飲めるかだった。なにせ薬を飲むことには、全く慣れていないからだ。退院後、朝1錠だけ薬を1ヶ月の間だけ飲んでいたのだが、「それは飲みきったよね?」と先生に言われ、「えっ、5錠残ってるけど‥」という私の言葉に、先生もびっくりしていた。私‥何度か飲み忘れていたみたい‥。(・。・;学生時代は体が弱かったので、数種類の薬を飲んでいた。その頃は薬の飲み忘れなど考えられなかったのだが‥。喉道が細いせいか、一度に沢山の薬が飲めないので、一錠一錠飲んでいたように思う。ヒドい時は、半分に割って飲んでいた。そうしなければ、薬が喉を通っていかなかったからである。今思えば、今回貰った薬と昔の薬を比較すると、薬自体が小さくなっていると思う。今の大きさの薬なら、3錠程度なら一度に飲める。薬が小さくなったと同時に、私自身も長年の間に喉道を太くしたと思う。先生がこの薬の副作用を飲む前に話されたのだが、下痢、ひどくなれば蕁麻疹、更にひどくなれば下血すると言う。しかもかなりの割合で副作用に苦しむと言うではないか。下痢位なら問題ないが、それ以上になったら飲むのを止めて、すぐにでも来院するように、念を押された。「土日はどうするの?」という質問に、緊急外来に来ればよいとの事だった。先週で1週間の薬を飲む期間が過ぎたが、有り難いことに、何の問題もなく終了できた。この検査の結果と輸血後に問題が無いかの検査を、2ヶ月後に行うことになっている。それが過ぎれば、「中村日赤」卒業になる。