★誤算
オカリナを木曜日の午後月に2回始めて、歓迎会もしてもらった。それはとても嬉しいことだったのだが、実力が無い私としては、非常に心苦しい。なにせ皆さん、何年も何十年もオカリナを吹いている人たちばかりである。一人下手な人間が入るのは、随分と気が引ける。頑張らなくていい‥楽しく緩くやっていってください、と言われるが、音楽をやってきた私にとって、自分が出す不協和音は許せない。人が出す分には気にならないのだが、自分が不協和音を出すのは、本当に嫌なのである。それには練習で‥それでも最初は教えてもらえる人が欲しい。それが上手くなる近道だからである。そこで、毎日文化センターでも学ぶことにした。町で行なっているのは同好会だから、私一人に時間を取られるわけにいかないから、私も消極的になる。でも文化センターなら、例えグループレッスンでも、もう少し積極的に教えてもらえると考えられるからである。同好会で皆についていけるだけの実力がつくまでと、ワンクールかツークール(3ヶ月か6ヶ月)のつもりで始めたのだが‥。まだ1、2回しか行っていないのに、気に入ってしまったのである。なにが気に入ったかって?先生と仲間‥そして先生の弾くピアノによる伴奏、更に音符の音読と、歌詞が付いている物に関しては歌うということだった。オカリナだけでなく、それ以外の楽しい付加価値が付いている。場合によっては、付加価値のほうが多い。(笑)先生の伴奏は素晴らしい。そして、仲間はとても暖かい。仲間通しの話しは、音楽以外も色々有って、楽しいし視野が広がる。同世代か私より年配の人が多いから、話しが弾むのである。いやぁ~困った、困った。少し吹けるようになったら止めるつもりで入ったというのに、こちらのほうが楽しくなってしまったじゃないかぁ‥。さてさて、どうするだろうか?もう少し様子を見ることにしましょうか?