★5つ有る汗の疑問の中の2つ
「今週から暑くなるなぁ~。」まだ梅雨で夏前なのに、もう夏と思うような暑さ。私は冬より夏が苦手である。冬は寒ければ1枚多く着ればいいが、夏はそういうわけにいかない。これから夏に向かうかと思うと、うんざりしてくる。うんざりする理由の一つが、汗の存在‥。その汗に関する疑問を取り上げた番組が「ゲンキの時間」だった。全部で5つの疑問に答えていたのだが、その内の最初の2つが、5分の3の時間を使って教えてくれていた。一つ目が、汗がクサイのは悪いサインなのか?という疑問。その時の補佐MCである、芸人のなすなかにしが、試験管に入っている汗のニオイを嗅ぐことに‥。う~ぅ~、イヤな仕事だよねぇ~。好んで汗のニオイなんて、嗅ぎたくないよねぇ~。ところが、ところがである!これが全くニオイが無かったんだって!‥どういうこと?ここで衝撃の事実!汗は本来無臭だというではないか!!だからニオイを感じなくて正解だったのだ。でも‥ここで疑問‥。汗のニオイを感じたことあるよねぇ‥。自分でも汗臭いと思ったことが、何度も有るんだからさぁ‥。解説を聞いて、成るほど‥と思った。汗臭さには、時間が関係していたのである。汗をかいた後1時間ぐらいは無臭なのだが、そのまま汗を放置すると、ニオイが発生してしまう。つまりは、汗が皮膚の表面に居る常在菌と混ざり、その常在菌が分解することで、ニオイが発生するみたいなのだ。成るほど‥じゃぁ、1時間以内に汗を拭けば問題ないんだね?‥って、汗は出たら毎回間違いなく拭いているよ!オカシイじゃん。どうやら汗の拭き方が問題のようだ。乾いたタオルやハンカチで拭いたら、ニオイの発生は止められないらしい。乾いたタオルで拭くと、表面の汗が失われて余計に汗が出ることになる。だって汗をかくというのは、体の温度調節なのだから‥。体から熱を奪って、体温調節をしている優れた人間の機能である。なので拭くなら、濡れたタオルで拭くこと。濡れたタオルは、皮膚の表面が潤い、発汗とニオイの発生の両方を抑えることが出来るアイテムになるからだ。だから、汗がクサイのは悪いサインではない。ただ、例外があって、アンモニア臭はダメ。アンモニア臭は、疲労やストレス、肝機能の低下などで発生するので、必ずしも健康な状態では無いことになる。‥なので注意が必要となる。さて二番目の疑問は、汗をかく人とかかない人との差はなに?これは、日頃から汗を出しているか否かの違いのようだ汗を出している人というのは、運動が習慣化されている人。そして、エアコンばかりを頼りにしない人。汗を掻きなれていない人が要注意になる。こういう人は、夏バテを起こしたり、熱中症にかかり易い人になる。運動といっても、しっとり汗がにじむ程度の運動で十分とのこと。汗がしたたるほど運動しなくても良いと言われた。そして、運動するなら朝より夕方。朝の体温は低く夕方にかけて上がっていくので、夕方のほうが汗を掻き易い。なので、夕方運動するほうが、効率が良いわけだ。食事はタンパク質を取って筋肉を増やすことが、体温を上がりやすくしてくれて、汗も出ることになるからお勧めみたい。汗を出すのは、体にとって必要なことなのだから、汗を出すことを嫌いにならないようにしよう。対処法をしっかりすれば、問題は無いわけだし‥。でも、濡れたタオルかぁ‥。家では問題ないが、外出時はどうしようかなぁ‥。汗臭いのはイヤなので、何か考えて持ち歩かないとねぇ。(*_*)