★自分が作り出していたなんて‥
知りたい情報を教えてくれる番組は、貴重なんだよね。この間NHKのガッテン!が、番組終了しちゃったから余計に大事だと感じる。私のように子供の頃、病気して苦労した人間にとって、健康になるための知識を与えてくれる番組は大事である。途中中年期で健康になったが、今は年齢の衰えで体に支障が出てきているから、やっぱり知識が必要になっているのである。健康に関することを、定期的に教えてくれる番組は貴重だ。不定期に特番で情報を流してくれる番組もあるのだが、定期的に週一のペースで、情報を流してくれるのは有難い。なので「ゲンキの時間」は、私にとって今や大事な大事な番組である。今回も(なんで私が知りたい情報を取り上げてくれるの?)まるで私のことを知っているかのように、知りたいテーマの情報を教えてくれた。「耳が原因で起こるめまいと耳鳴り」についてであった。めまいは、お蔭様であまり縁が無い症状だ。数年前下血を数回してしまった。胃腸関係はストレスを一番感じるところなので、ストレス発散できていない私が、問題だということは分かっている。というか‥まぁ、そんな年回りだったのだが、分かっているなら、もっとしっかりケアをするべき立場である。医者の不養生を占い師として行なってしまった、痛い記憶である。下血すれば当然ながら血液不足になる。なので体力が無く、会社に行くにも人の1.5倍かかって通勤した。下血は治まってくれれば、後は血液調達となる。血液に必要な食材を、時間をかけて食物から採取していった。滅茶苦茶時間はかかったが、元に戻った。ただ、下血が止まらなかった十二指腸潰瘍になった時は、仕方なく入院。でも入院したお蔭で、輸血して元に戻したので、たった1週間で戻った。結局胃潰瘍で2回下血したみたいだが、戻すのに1年‥でも2回目は半年だったので、きちんと教訓を生かしていた。いや、2回も胃潰瘍になること自体、教訓を生かしてないよねぇ‥。(*_*)まぁ、でもめまいはその時ぐらいかな?60歳以上になると、めまいを引き起こす人は3割以上のようで、耳鳴りとなると、こちらは65歳以上で3割の人がなってしまうようだ。私は多分50代だと思うが、耳鳴りがするようになった。その時一番困ったのが、耳鳴りのセイで眠れなくなったことだ。キーンという音が耳の中で聞こえるのだが、これがうるさいったらない。元々音に敏感なので、うるさくて眠れないのだ。この時の私の対処法は、寝る時にヒーリングの曲をかけて寝たことである。これが意外に上手くいった。今は耳鳴りこそしているが、曲をかけて寝る必要は無くなった。番組で先生が「音響療法」が良いと言っていた。つまりは、心地よい音を聞いて、不快な耳鳴りの音を隠すやり方だ。ということは私がヒーリングの曲をかけて寝たのは、理に叶っていた事になる。先生曰く、波の音が効果的だと言う。耳鳴りの原因を聞いて驚いた。加齢になると、耳の中で高音を感じる場所が失われていくようだ。若者には聞こえる音だが、歳を取ると聞こえなくなる音域になる。すると脳は、送られてこなくなった電気信号を受け取ろうとして脳が活性化し、その結果聞こえなくなった高い音を、脳自らが作り出すのだという。つまりは耳鳴りは、自分の脳が作り出しているわけだ。聞こえなくなった高音をカバーするために発した音が、耳鳴りの正体になる。カバーする人間の能力は凄いと思うのだが、耳鳴りは‥やっぱり困る。これも年齢を重ねてきて起こるわけで、逃れられないことの一つだ。しかし私の耳の老化は、平均より早かったなぁ‥。人よりよく聞こえるからこその老化かな?と思った。耳鳴りとも上手に付き合っていこうと思っている。だって、自分の脳が作り出しているのだからねぇ‥受け入れるべきだな。