★下がりっぱなしの自律神経
「夏バテの原因の一つとして、自律神経に溜まった疲れが、大きく関係しているんだってね。」そう教えてくれたのは、「ゲンキの時間!」だ。自律神経というのは、内臓、代謝、体温などの身体の機能を、24時間コントロールする神経のことを言う。この中の体温管理‥夏は特に大変だよね。気温が高くなると、自分の体温を一定にするためにクーラーを付けて対処する。ところがお出かけをすると、途端に暑い中に放り出される。お買いものとかでお店に入るとクーラーが効いていて、外を歩いていた時との温度差に、体がびっくりすることがある。その為、体は体温調節をするのだが、その時自律神経は、フル稼働することになるようだ。寒暖差で、一日の中で、何度体温調節をすることになるだろうか!?自律神経は一日中こうやって働いて疲労し、疲弊していってしまう。夏が終わる頃には自律神経の疲れが蓄積して、夏バテとして身体に現れてきてしまうんだね。びっくりしたのが、自律神経が衰えていく棒グラフである。なんと!10代から棒グラフが下がっていっているのだ。上がることが一度も‥無い。普通、筋肉の衰えとか脳の機能低下とかって、もっと年齢が高くなってから、徐々に衰えていくじゃない!?40代や50代から下がるとかさぁ~。10代から上がることなく下がり続けるなんて‥(@_@。東京疲労・睡眠クリニックの医学博士である梶本修身先生が、その対処方法を教えてくれた。どうやら鶏のむね肉が良いらしい‥。鶏のむね肉というと、つい筋肉増量の為の食事だと思ってしまうのだが、自律神経の疲労回復にも良いみたいだ。鶏のむね肉を検索してみると、鶏の羽の付け根であるむね肉に、摂取すると活性酸素を押さえてくれる成分が有るというのである。活性酸素は、老化や生活習慣病などの要因が蓄積することで、自律神経の機能低下に繋がり、結果夏バテの要因となってしまうのである。鶏のむね肉は、疲労回復に繋がり、夏バテを撃退してくれる食べ物のようだ。朝食で、70グラム~100グラム食べると効果的なんだとか‥。もう一つ夏バテに効果的なのが、紫外線の防止だ。特に忘れがちなのだが、紫外線は目に入ってきて角膜に炎症を起こすことだ。サングラスをかけることが、有効的な対処方法だと言っていた。まだ7月の終わりだよね。8月にもなっていないのに、この暑さ‥そして湿気‥。もう体は悲鳴を上げつつある。私は歩いていると、ついつい新しい建物に足を止めてしまうのだが、最近の家の作りは、窓が極端に少ない。あれで採光はしっかり取れているのだろうか?と疑問に思ってしまう。だが、この暑さを考えると、太陽の暑さを遮断するのに効果的だと思うのだ。光熱費を抑えるのに、意外に有効的な方法かもしれないなぁ‥。採光もしっかり取れて、太陽の熱を遮断できる家に、私はとても憧れている。まだまだ続く夏の暑さ‥。体調管理をしっかりと行なって、暑さに負けない体力作りをして、この夏を乗り越えていこうと思う。