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絨毯屋へようこそ  トルコの絨毯屋のお仕事記

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mihri

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2005年11月06日
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密かに心に決めていた、念願の4日間、家にこもって何もしない計画。
しっかりと実行中。
友人たちから遊びにくるように言われているけど、親戚やらの訪問が続いているようで、さすが遠慮してしまう。
それに毎日顔見ている相手と、お休みのときぐらい、顔を見合わせないようにしようって。そのほうが関係も新鮮になれるし(って夫婦、恋人同士じゃないんですけど)

でもさすが4日目の今日は飽きてきた。
息子の保育園も4日間のお休みで、朝から寝るまでべったり親子。普段、全くべったりしていないから、たまにはよろしい。

近所の子供たちも来客があったり、出かけたりしているのか、全く姿も見えず、息子は家のなかでイライラを溜め込んでいる。

昨日はそんな息子にバイラムのプレゼントでも買おうと(トルコ人家庭みたいなことを言ってみる)クルマで外に出る。
予想通りだったのだけど、みんな同じようなことを考えるらしく、道路は渋滞、スーパーミグロスは駐車場に入るまで混雑、入ってからも場所が見つからなくて待つこと20分。そして見つかったかと思うと、横から割り込みされ、わめいているのは私だけかと思うと、あちらこちらで駐車をめぐって大喧嘩。

隣であまりにも大きな騒ぎになっているもんだから、私は自分の件は冷めてしまい、まあ、いいっか。

ミグロスで買い物するにも人が多すぎて、ゆっくり見ていられない。
箱が大きいだけで日本ならもっと安いだろうなあ、というリモコンカーを子供に買って、とっとと逃げる。

ところがミグロスの駐車場から出るのに、またまた渋滞。

話は変わって、バイラムの初日の夕方に家のなかで変な匂いがするので、見たら、セントラルヒーティング用のモーターから燃料が漏れている。
燃料入れて使い始めて2週間ぐらいの間に、1滴1滴もれてかなりの量。

ああ、こりゃ困ったなあ。とバイラムだし、見てくれるのかどうかわからないまま(頭の中が昔のトルコのイメージしかないもので)サービスセンターに電話する。
電話はバイラム中であるにもかかわらず、すぐに出てくれた。(いまどき当たり前なんだけど、頭の中が昔のトルコのイメージが強いもんでねえ)
「あの~、この間設置してもらったんですけど、なんか下から燃料が漏れているみたいで、どうしたらいいですか」

電話の相手は状況を聞き、「1時間以内に行きますので、燃料タンクを閉めて待っていてください」

1時間なんて言ってもどうせ、すぐには来ないと思っていると30分ぐらいでサービスのお兄ちゃんがやってきた。
しかも笑顔である。
さっさと仕事にかかり、終わると燃料で汚れた床掃除までしてくれて、「ゴミ袋はありますか?」というので「いいですよ、ゴミは私が捨てておきますから」と言ったのだけど、「ゴミは私が捨てましょう」と最後まできちんと仕事を遂行しようとしてくれる。しかも笑顔で。

ここのメーカーは取り付けのときも掃除機など片付け道具まで持ってきて、家の中をきれいにしてから帰っていく。
それをウリにしていたけど、本当にやっていったから驚いたものである。

いまどき、トルコだってそれぐらいのサービスをするものだってわかっている一方で、頭の中は古いシステムのままだから、世の中業者優位で、客であるほうがなんでもペコペコ「やっていただいてありがとうございます」という経験のほうが多かったものだから(すっかり頭がトルコ人化している)、ちょっとでも気持ちよく取引できると、とても気分がよい。

トルコの場合、ほんの少しの思いやりと気遣いでお互いかなり気分がよくなれるはずなんだけど、どうもこの国の人はお互いに不快感を与えることになれているみたい。
クルマの割り込みも入る方も順番を待ち、軽くお礼でもできればいいと思うし、入れてあげる方もたかが1台のクルマに道を譲ったぐらいで遅刻でもするわけじゃないんだから、気持ちよく譲ればいいのに、って思う。

だけど譲らない人の気持ちも実はよくわかる。
私は結構、道を譲る方なんだけど、手を上げたり、頭を下げていくドライバーは1000人中1人。あとは目も合わせないで無視。当然のような顔をしていたり、1台ずつ交互に合流すればいいところを1台に道を譲ると、後続のクルマが何台も割り込みしてくる。そして私は自分の後ろのクルマからいやというほどクラクションを鳴らされるわけである。
結果、1台に道を譲らない方がよかったなあ、という気分にさせられる。

こういうことは一人だけが思っても、みんなが思ってくれなきゃどうしようもないことなんだよね。
教育の問題なんだと思ってしまう。

先日、ボドルムの町で横断歩道に民間の団体か個人の有志かわからないけど、「信号は青になったら渡りましょう」というプラカードを掲げて立っている人たちがいた。
当たり前のことなんだけど、そういう意識を持って信号を渡っている人が少ない。

交通を混乱させるから、とか危険だから渡ってはいけないと思う人は少なく、歩行者にも罰金があるらしい、と渡らない人はいるかもしれない。

話は大きくそれてしまったけど、大混雑のミグロスで懲りて、日曜日の今日も家でゴロゴロ。
家の中で何をしているかというと、衛星放送を見続け。
英語・フランス語を聞いているんだけど、やっぱり日本語がラクだよねえ。日本語放送のJSTVに月50ユーロ払って申し込もうかと思っているところ。入会金と3か月間無料キャンペーン中だっていうし。ところでトルコでもカード送ってくれるのですよねえ?





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Last updated  2005年11月06日 18時28分53秒
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