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絨毯屋へようこそ  トルコの絨毯屋のお仕事記

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mihri

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2005年11月11日
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有閑マダムごっこ。
「ペリンは長続きしないよ。お金の無駄をしたね」とアドナンに言われながらも、まだホテルのジム通いは続いている。

今日はエアロビのインストラクターもいて、音楽に合わせてダンス風に体操。大きな鏡に自分を映して、ちょっと恥ずかしいけど、たしかに身体が喜んでいる感じがする。それに私、実は家でも柔軟とか腹筋とかやっていて、身体はまだまだ動く。足もあがるし、腹筋強い。そのうち調子に乗って、レオタード(古いって!?)着てしまうかも。

来ている人たちは、確かに暇とお金をもてあましているマダムたち。
女社長とはいえ、仕事をしているペリンと私が帰り支度をしていると、
「どうして泳いでいかないの?」とマダムの一人。
「時間がないの。これから仕事に行くから」と答えると、そう働いているの?かわいそうね、という目で気の毒がられてしまった。

まあ、マダムでなくても言いたい放題のトルコ人女性。
それに輪をかけて言いたい放題。
頭にくるより、ここで有閑マダム風の毒舌でも覚えて、いずれ新聞記者のフセインに使おうと思う。

さて、その帰り道、スーパー税理士のイルハミのところに寄った。
イルハミに「最近どうしてる?」という話から、実はペリンと○○ホテルのジムに通っているんだ、と言うと、イルハミが「スカッシュとか、プールもあるんだよね」と。
何で知っているの? 行ったことがあるの?
とたずねると、なんと彼もそこの会員だという。

でもしばらく行っていないと。
それを聞いてアドナンがそれみたことか、と
「何回ぐらい行って、行かなくなりました?」とイルハミに尋ねた。

「そうだなあ。最初の1か月目に6回行ったかな? それ以後8か月行っていないってことだなあ」と。

で、ペリンがこのまま続けるかどうかという話になり、
「そのうち行かなくなるだろう」という意見で一致した二人。

ジムの年会員なんてそんなものなんだろうねえ。
というか、トルコでのシステムを考えると、仕事をしている人は、ジムに通っている時間なんて、はっきり言ってないって。

ジムから帰って、中華料理屋で昼から夜の23時、24時まで働き、家に帰ってテーブルクロスやナプキンにアイロンをかけて、それから寝て、朝8時には起きてジムに通う・・・う~ん、たしかにいつまで続くか、ってね。

いやいや。
暇じゃないのに、暇なふりしている絨毯屋の女社長が、ペリンを通わせてみせましょう。

今日は2時間もやって、実は身体はクタクタ。
ヘトヘト。いろいろ言っても年齢には勝てないのである。





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Last updated  2005年11月12日 04時19分30秒
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