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絨毯屋へようこそ  トルコの絨毯屋のお仕事記

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mihri

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2005年11月18日
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最近、仕事していないとしか思えないミフリ社長。
朝はペリンとホテルのジムに行き、体操してプールのあと、サウナとハマムで温まって出社(・・・・ってペリンの店に行っただけで、出社していないんだけど)。
やはり郊外のホテルはいい。
人がほとんどいないから、全てがプライベートなんとかみたいで、気分がよい。

私たちがハマムでのんびりしている間、携帯電話にアドナンから5回の着信履歴。
何かあったのか! とあわてて電話をすると
「今日は魚を食べるから、早く帰ってこい!」。

税務署に今月分の税金を払いに行った帰り道、市場でタイの一種を見つけたので、寿司にしようと、買ってきたらしい。
ペリンの店に持っていき、ペリンの旦那のジャンと男二人で刺身にして、ご飯を炊いて私たちの帰りを待っていた。

アドナンは寿司が大好きである。
日本に行ったときは毎日寿司。回転寿司ですけど、それで幸せになってもらえたので、こちらも食わせがいがあった。
トルコに来ると、寿司を食える環境がなかなかなく、魚も季節とタイミングがあるので、いつでも買えるというわけではない。

家からわさびも持ってきていて、準備は万端。
ジャンと私で握り、生魚は苦手なペリンは普通にオーブンで魚を焼き、3人で寿司を腹一杯食べた。

酢飯を大量に作りすぎたので、大きめの握りにして全部で60個ぐらいはあったと思うけど、見事残らなかった。

寿司を食べるときに中国人のジャンが中国の酒を持ってきた。
小さなお猪口で飲んだのだけど、38度の蒸留酒で、独特な香りがする。
1杯目はなんともなかったのだけど、普段、つきあいでぐらいしかアルコールを飲まないミフリ社長は「いつでも歌を歌えるモード」に酔ってしまった。
さらに「苦くて飲めない」というアドナンの分も私が飲んで、トイレに立ったときはまっすぐ歩けない。
酒に弱いのは承知だけど、まさかここまで酔わされてしまうとは考えなかった。

店にいかず、歩いて1分のペリンの家で夕方まで寝てしまった。
その間の記憶、全くなし。

というわけで今日も店に立ち寄ることなく、帰宅した。
ペリンの中華料理店と私の店は歩いて2分ほどしか離れていないんだけど。
私はいったい何のために店の家賃を払って、税金払っているんだろう、って思うよねえ。





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Last updated  2005年11月18日 06時31分20秒
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