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絨毯屋へようこそ  トルコの絨毯屋のお仕事記

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mihri

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2005年12月25日
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日曜日なので息子とホテルのフィットネス。
ペリンも夫のジャンを連れて、4人で最後はハマムでのんびりした。

さて私は日曜日はお休みなのでカレイチに行っても店には行かない。
ペリンたちは午後からレストランを開けなくてはいけないので、帰りは遅くても1時ぐらいまでにはカレイチに戻るようにしている。

フィットネスの帰り道。実は危険地帯が2か所ある。
大げさな表現だけど、通るたびに食いしん坊の私とペリンの頭の中には
「寄り道して食っていきたい」という思いがよぎる。
その思いを振り切って、「できる限り」通り過ぎているのだけど・・・。

1つはギュルルオールという甘いもの屋さん。
トルコも例にもれず、最近は郊外に駐車場のある大型店が次々とオープンし、こんなところに客来るの? という場所でも流行っている。

バクラワの有名店で、屋外ベランダと2階がカフェテリアになっており、食べていくこともできる。
店内には各種バクラワとケーキ、デザート類各種、アイスケーキなどもあり、フィットネスの帰り道には目の毒である。

といってももちろん買って帰って食べるんだけど。

「なんのためのフィットネス通いだ!?」とペリンの夫ジャンに怒られながら、
「どちらみち食うんだから、スポーツしているだけいいじゃない」というのが私の理論(言い訳)。
食べたいものが食べれない人生なんてまっぴらごめんである。

次に町の中心地に近づいたところで、いつも目にしていて気になる食堂があった。こぎれいなレストランにはほど遠いが、いつ通っても流行っているのである。

トルコ人の舌は食に関して正直であると思う。
まずい店は流行らない。
流行っている店はうまいということ。
すごくわかりやすい。

これだけ流行っているんだから、うまいに違いない。
いつか寄ってみようとペリンと話をしていて、先日、帰り道によってみた。

キョフテとピアズの専門店で、メニューはこの2品だけ。
ピアスはアンタルヤの名物で、白いんげん豆にゆで卵、トマト、マイドノスを混ぜて、そこにゴマから作ったソースをたっぶりかけた、豆サラダ。
暑いときなど、もしくは食欲がないときでも、パンとピアズだけでお腹いっぱいになれる。

アンタルヤでいろんなところで食べたけど、どういうわけかうまいまずいがある。単純な料理なんだけど、どこで差がでるもんかね。

ピアズとキョフテを注文すると、山盛りのサラダとアイラン(ヨーグルトドリンク)がサービスでついてくる。
アイランは飲み放題で、なくなればいくらでも容器を取り替えてくれる。

今日も寄ってみた。
息子はキョフテをうまそうに食い、コックのジャンもピアズを誉めた。ペリンはコップ4杯もアイランを飲み、それだけでお腹いっぱいになっていた。

こうして、段々、寄り道、腹いっぱいランチ、もしくはデザートの誘惑に負けていくのである。

・・・というわけで、ほぼ毎日フィットネスに通って、今ではかなりきついメニューをこなしているのだけど、いっこうに痩せていませんので、あしからず・・。
(でも食いたいものを山ほど食って、体重が「あんまり」増えないので幸せである・・・つまり、フィットネスに通っているのに、体重が増えているということである)





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Last updated  2005年12月26日 02時04分54秒
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