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カテゴリ:社長のプライベート話
役に立たない日記で毎度すみませんね、トルコ在住者としては曜日ごとに開かれるバザール(トルコ語ではパザル、意味は市)に行くなんて、ごく当たり前のことなんですけど・・・・。
最後に市に行ったのは、4、5年前のテレビの撮影のときで、あれもバラしてしまえばバザールで買い物風景を撮るために行った・・・というのが正解。 それを除けば最後にバザールに行ったのは、息子を妊娠する前までの話で、つまり7、8年ぐらい昔のことになる。 ミフリ社長は農作物が豊かなトルコに居ながら、安くて新鮮な移動市で野菜や果物を買わないのである。 スーパーで買ってくるのがせいぜいで、今住んでいるアパートの裏で開かれている木曜市にも一度も行ったことがない。 ついでに言えば、バザールに行くことがないからトルコの野菜の値段も全く知らない。 先日、頼まれていたトルコの食生活に関する原稿書きでバザールでの野菜の値段を、日本人のRちゃんに聞いたぐらいである。 行かなくなったきっかけはおそらく妊娠と育児。 小さな赤ん坊を連れてたくさんの荷物を運ばなきゃいけないバザールに行けなくなったこと。 その後、行かない理由は重い荷物を運びながら人ごみを歩かなきゃいけないのがイヤだというのと、1kg単位で買っても2人暮らしで、ほとんど家で食事をするチャンスがない生活では、腐らせてしまうのがせきのやまであるから・・・である。 プールの帰りやどこかへ行ったときに移動市を見つけても、寄ったこともないし、寄る気も全くない。あとでスーパーに寄ったときに買おう、って思ってしまう。 ・・・・と前フリが長くなったが、今日、プールの帰りにペリンにつきあってララの水曜市に寄った。ちょうどクルマの通り道に開催されるバザールで、野菜、果物、乳製品、日用雑貨、洋服などの店が出る。 このところ、戻ってきた食欲と、夏の間の栄養不足が気になっていたものだから、ほうれん草でも買ってみるか、と買い物モードになった。ポケットに小銭があるかどうか確かめた。 ほうれんそうが1kgで75クルシュ(約60円)、タマネギが1kgで50クルシュ(約40円)、じゃがいもが3kgで2YTL(約162円)、きゅうりが1kgで75クルシュ(約60円)、種なしぶどうが2kgで1.50YTL(約120円)・・・・・。1000円なんてとても使いきれない。 野菜の値段もわかったし、安くて新鮮な野菜を手に入れることができた。 買ってみるとバザールもいいなあ、なんて思ってしまったのである。 が・・・・続けて行くかというと、行かないと思う。 やはり重たい荷物を持って人ごみを歩くのは苦手だし、たくさんの店からいい野菜を探して選ぶというのも面倒くさい。 それをクルマの荷台に積んで、アパートの部屋まで上がるのも億劫である。 ・・・・つまり、今はただの怠け者、である。 ああ、でも地方山奥の手工芸品がでる村民バザールだけは別。 クルマで10時間かかろうが、寝不足であろうが、同行者に「いい加減帰ろうよ」と言われようが、荷物がクルマに入りきらなくなろうが、嫌にも面倒にも億劫にもならないのである。 要は気持ちの問題なんだろうな・・・・って。 (豊かで経済的な食生活のためにバザールで野菜も買えよ・・・って) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年09月07日 04時11分22秒
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