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カテゴリ:絨毯屋の仕事
トルコの民族衣装シリーズ第7回・・・!!
今回は19世紀のエデルミットのジェプケン。 ・・・ジャケットのことである。 生地は綿素材のベルベット。そこに金属糸の装飾がびっちり施されている。 年代が古いため、内側の布にやぶれはあるものの、外側は小さなやぶれといくつかの虫食い跡がある程度で非常にコンディションがよい。 特に金属装飾の部分は破損は皆無と言っていいほどである。 もちろん縫製も装飾部分も全て手縫い。 こちらが裏側。裏も装飾がしっかり施されており、モチーフも遠目にとてもまとまっていて、美しい。金属装飾の拡大画像はこちら・・・・・。 ジェプケンはウチュエテッキ、またはそのうちお見せするがビンダルと併せて花嫁衣裳として使用される。トルコ各地で(その多くは西から中央にかけてであるが・・)同様のジェプケンを見ることができるが、西トルコのものが一番気合が入っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年12月13日 04時16分43秒
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