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カテゴリ:絨毯屋の仕事
トルコの民族衣装。
今回は黒海沿いのバルトゥンのものをシリーズ。 衣装の布や装飾など特色があって、わかりやすい地域のひとつである。 長上着。バルトゥンの衣装は中綿入りのものが多い。 日本で言う半纏風で、なんだか懐かしい気持ちになる。 バルトゥンの特徴あるジャケット。ボタンをかける部分が下にあり、胸の開き方が独特なのがよくわかる。胸や袖口などの装飾がたいていの衣装にある。 これは長上着の袖なし版。中綿入り。ますます半纏風でおもしろい。 タートルネックのセーターでも着て、これを羽織ったら、田舎風で今でもいけるかも・・・・。 これもジャケット。プリント柄のビロード風生地に、左右の胸に装飾がある。上のジャケットと形も同じ。 これも特徴あるベスト。この人絹のアンテップクマシュを使ったベスト、ジャケットともによく出る。装飾が特徴的であり、また統一されている。 これもよく使われるタイプの柄の布。ジャケットで、通常上のようなベストで同じ布から作られたものと組で使用される。 そしてこれがバルトゥンの民族衣装で特徴となっている装飾部分の拡大。 バルトゥンものは、骨董扱いされるような上等なものはあまりないのだけど、地域的な特徴があって、わかりやすいし、おもしろい。 同じような感じで、ホームページでも紹介しているブルサのアリベイ村とか、アフィヨンの遊牧民系の赤い衣装など、衣装そのものは雑で骨董ものもでないのだけど、地域や村、集落ごとの統一された特徴がある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年12月22日 06時31分00秒
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