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カテゴリ:絨毯屋の仕事
なんてタイトルを書くと大げさなんだけど、税理士と大家からGOサインが出て、どうやら移転することになりそうである(まるで他人ごとのよう・・・)。
目安は1か月半後。 店と会社自体は13年モノであるから、トルコでこれから開業したい人の参考にはならないけど、移転の場合でも手続きとか、関連官庁は同じようなところへ行ったり来たりもするので、へえ・・と思って読んでください。 ただし頭がこんがらがる細かいことや、面倒なことは書かないし、わかりやすく大筋をはしょって書くから、真剣に詳細を知りたい人はメールでもください。 トルコでの外国人の開業は現在は実はそれほど面倒じゃない。というか、すごく簡単である。 以前は条件がいろいろあったし、外国人には制限もあった。 資金も必要であった。 ところが今は、いくつかの業種を除けばほぼ自由だし、いくらでも業種を組み込むことができる。私が会社を作ったころに比べると雲泥の差である。 ほぼトルコ人と同じ条件でほぼどの業種でも簡単に会社設立はできる。 (その後の就労ビザは実際の会社オーナーとは言え簡単ではない。外国人で会社は設立できたけど就労ビザがもらえないという話もよく聞く。むしろ雇用される人のほうがビザ取得は簡単のようである。) 以前は会社設立に100000ドル(約1200万円)、さらにひとつの業種を加えるだけでも、最低資金として50000ドル(約600万円)を設立資金として用意しなければならなかった。 今はというと、0円からできる。あとは手続き費用とか実際の運営費用を用意すればいいだけである。 話は飛ぶけど不動産購入も日本人はすごく簡単になった。 以前は名義をとるのに条件、制限があって、無理なケースがほとんどだったけど、今じゃ申請するだけである程度の時間は待つことになるが、ほぼ問題なく自分名義で購入できる。 トルコに住んでいない人、トルコでの滞在許可がない人でもである。 トルコに別荘でも・・・・というのも夢ではないのである。 話を元に戻すと、今回の弊社の主な手続きは・・・・。 今回、店舗を移転をするので、まず会社の住所が変わる。 カフェ業務を加えるので、業務内容の追加がある。 カフェ業務は、ツーリズムに分類されるため、TUR.を会社名に加えなければならない、つまり社名の変更がある。 これらの手続き変更に、商工会議所、税務署などに届出をするため、それらに関する費用で約1000YTL(約10万円)かかる。これに公証役場での手数料などもある。 どうせ費用がかかるのだから、この際、ほかの業務も書き加えておく。 そうしないと業務を増やすごとに、やはり約10万円の費用がかかってしまうからである。 実は昨年テキスタイル関連の業務を加えて、社名が変更になったばかりである。 そのときにもいくつか追加したのであるが、うっかり忘れていたものがあったので、この際に追加する。思いつくもので、絶対やることがないだろうものと、農業関係は除いた。 なぜ農業関係は除くかというと、私の卒業した大学の学部が農学部森林工学科であり、トルコじゃ農学部卒の外国人は、農業関係の職業では就労ビザをもらえないのである。前回の就労ビザではこれが問題となり、もめた。その前までの数回の就労ビザではこれについて全く言及されなかったのであるにもかかわらす・・・。結局、農学部でも森林工学は農業とは関係ないと納得してもらって就労ビザはもらったけど・・・。 (逆に調理人は専門家じゃないとなれないだろうし、ほかの業種は知らない。その時々によって問題になるときと、全くならないときとあるから、法律の変更を追跡していくしかない・・・・) と話がそれたが、店舗に関しても今回はとても運がよかった。 見た目には2店舗だけど1店舗扱いになる建物で、2店舗の場合、出入り口をひとつにしないと2つの店舗として、つまり本店、支店として登録しなければならない。しかし今回は諸条件が整っていて、1店舗として数えられるため、支店の開設をしなくてもいいことになった。 ただ、業種の違う業務を1店舗でするため、それに関する届出をする。 カフェに予定している場所は約200平方メートル。空間を埋めるのに、結構大変かもしれないと思っている。いくつかの部屋に分けられているが、さらに分けないと落ち着かないので、仕切りを障子風にするかとか、しまいにはお蔵風にするかとか、考えている。 こういうのは考えているうちが華で、実際は資金不足に、あきらめることになるのであるが、夢見るのは自由であるから、思いっきり頭の中で膨らませて楽しませてもらう。 (資金なしの私にとって、現実はそんなに甘くない・・・・。) 展示スペースとコレクションルームは地下と1階、中2階の合計で約80平方メートル。 こちらはとりあえず、現店舗をそのまま移動する。 とりあえず、明日から片付けと壁のペンキ塗りでも始めてもらおう・・・・。 あんまり開業のためには参考にはならないけど、ごくわずかな資金で、どうやって店舗作りをするかでは、もしかしたら参考になるかも・・・? なんて今、ふと思ったわけである。 (リアルタイムで続く・・・・?) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年10月18日 10時55分21秒
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