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カテゴリ:社長のプライベート話
ビーツ、ビーッ。
ビーッ、ビーッ。 クルマのクラクションの音。 夢うつつ、兵役に行く人を見送るクルマの集団か、どこかのサッカーチームのファンの行進か・・・。はたまた何かへの抗議行動か・・・・。 夜中にご苦労さん・・・・。 半分寝ているわけだから、夢でのできごとだと思っていた。 そしたら・・・・・。 我が家のチャイムの音。 ええーっ。まだ朝の4時だよ。 気のせいかと思っていたら、何度も何度もなる。 仕方がないからドアを開けたら、警官。 「○○番地はここか?」 「・・・(寝ぼけながら)ああ、そうです」 「お宅のクルマのクラクションが鳴り続けているから見てください」 「うちのクルマ?」 「07FPのクルマ、あなたのじゃないですか?」 「そうですけど・・・」 と、クルマのカギを持って下に下りた。 クルマを停めてある裏の駐車場に行こうとしたら、警官が 「どこへ行くんですか? クルマはビルの前にあるじゃないですか」 「そんなわけないですよ。裏の駐車場に停めていますから」 警官が示したクルマは、我が家のクルマではなく、階下の会社のクルマ。 ナンバーは「07KB」。 「これはうちのクルマじゃありませんよ」 「そんなはずはない。ちょっとカギを貸してください」 と警官は私のカギでそのクルマを開けようとする。 もちろん、開くわけはない。 やっと、我が家のクルマでないことに気がついて、 「すみません、違ったみたいです」 とカギを返してくれた。 その後、警官たちは、クルマの持ち主を見つけることも(会社のため、誰もいない)鳴り続けるクラクションをどうすることもできず、約30分、クラクションの音が続いた。 夜の4時にチャイムで起こされて、しかもドアを開けたら警官が立っていて、階下までおろされて、他人のクルマの罪を擦り付けられて、最後はあやまってもらったけど、人騒がせな事件であった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年01月18日 22時54分05秒
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