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絨毯屋へようこそ  トルコの絨毯屋のお仕事記

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mihri

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2008年02月24日
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カテゴリ:絨毯屋の仕事
骨董屋の競売でこんなものを手に入れた。

なんだかわからなかったのだけど、古ければ、手作りであれば、釘でもなんでもほしいミフリ社長。

手に入れてみたら、これが何のためのものなのか気になったので調べてみた。
(競売で馬の脚につけるとか言われたけど、えーって思ったもん。そりゃ蹄鉄だ)
そしたら馬具のひとつであった。(馬の部分だけ正解)
競馬も乗馬も農耕馬も知らないミフリ社長。これを手に入れなかったら、全く縁のない世界であったのであるから、何がきっかけとなるか、世の中わからないものである。(大げさ)

ゲム。
日本では大勒(たいろく)ハミというらしい。
簡単に言えば、馬の口に入れて、その両端に手綱が結ばれ、馬を引く人のコントロールをしやすくするための道具らしい。
わっか部分を含めて長さ28cm、幅11cm。重量320g。

008.JPG

010.JPG

こちらはカンタルマ
水勒(すいろく)ハミ。
使用目的は同上。
長さ23cm、両端の長さ12cm。重量200g。

009.JPG

011.JPG

現在の馬具は形のちゃんと整っているものを使っているらしいけど、これらはいかにも村の鍛冶屋さんが造りました。って感じで、わっかも歪んでいるし、なんともいい雰囲気である。
ただのパーツでもなんでも集めて喜んでいるわけだけど、こんな風に用途がわかると、さらに当時の様子などを想像して楽しくなる。って一人で楽しんでいます。








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Last updated  2008年02月26日 05時03分35秒
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