|
カテゴリ:絨毯屋の仕事
引き続いて。イーネオヤの鑑賞会・・・!?
新し目のイーネオヤだけど、形がとてもおもしろい。 袋状になった花びらのお花。しかもでかい。 正統派、骨董イーネオヤ。 針金の芯が入っていて、シルクの細い糸で細かに編んでいる。 色とりどりで豪華なオヤ。 ボリュームもあり、古いものはそれなりに風格がある・・・。 エフェオヤというのを過去ブログでも紹介しているけど。 エフェと呼ばれる村の若者が使っていたもので、男性用。 大きな太陽、星、月などを象徴する特殊なオヤが特徴である。 形式的には実際、いろいろあるんだけど、本場アイドゥンのエフェオヤの場合、布がシルクのストライプ柄であるのが正統派。 そしてこれが本来のエフェオヤである。 オヤは小さいが、男性モチーフ。そしてシルク布。 布はかなり古く1900年代と推定。 ちなみにこのブログのプロフィール欄の写真もアイドゥン・エフェオヤ。 布部分はヤズマ(ガーゼ型押し柄)のものだけど、これが信じられないぐらい薄い。 トルコでは「キャート・ヤズマ」と呼んでいるのだけど、薄さのあまり普通に広げると破れてしまうので、息を吹きかけながら開く。 ミフリ社長の個人所蔵品。 でかいオヤで有名なイズニックもの。 迫力。 以下、こんなイーネオヤもあります。 ひとつひとつの形が見れば見るほどおもしろい。 いずれも、なかなか目にできないものばかり。 堪能していただけたでしょうか。 これらのオールド・イーネオヤを日本で実際に手にとって、見ることができます。 8月5日~10日まで、栃木県鹿沼市役所そば、カフェ饗茶庵の花蓮(hanare)にて。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年07月17日 21時10分33秒
[絨毯屋の仕事] カテゴリの最新記事
|