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カテゴリ:絨毯屋の仕事
エフェオヤの話が出たところで、男性用のオヤを引き続き紹介。
ブルサからキュタフュヤ方面の山間部の遊牧系の地域。 キリムでいえば、染めをしないナチュラルのヤギ毛を紡いだ糸で作った素朴な敷物や袋物などが出るところ。 遊牧民のおじさんが集めてきたヤギ毛のキリムを買ったことがあるので、馴染みがある。 このオヤはオヤの部分はコットン系の糸で太めなのだが、またそれが大胆でおもしろい。 色とりどりで菱形、花型などいくつかパターンがある。 これもうまい下手があり、この太めの糸で細やかに編んであるのもあれば、大胆だけど面白い形と雰囲気のものもある。 またこれらのオヤスカーフの特徴として、特定のパターンのヤズマを使用していること。 このスカーフが基本的には黒地に花柄なのだが、年代ごとに手の型押し、手描き、プリントと変わってきている。濃い紫、白などのヤズマも稀だけど出る。 古いヤズマはオヤを無視して、素晴らしい。 ヤズマ部分だけが欲しいがために買いあさったこともある。 今回、この地域のオヤを、手の型押しの古いものに限定して、しかもオヤの手がいいものだけを選んだ。 ミフリ社長は細かく値段設定ができない性格なので、均一価格なのであるが、同じ値段なら、実際の価値がそれよりずっと高いいいものを選びたい・・・よね? はっきり言って早いもの勝ちです。 私が自分用に分けたいものも入っています。でも今回はぐっと我慢・・・。 ・・と前置きがまたまた長くなってしまったけど、こちらが遊牧民系、シンプルで大胆モチーフだけど、色の好みやヤズマの古さがいい味出しているミフリ社長厳選シリーズ。 その一部をご紹介。 いかがでした? 帰国前のイーネオヤ関連の更新はこれが最後です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年07月19日 09時10分19秒
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