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2006.05.18
カテゴリ：お友達
大切な友人が乳がんのため、天に召されました。
彼女は私と同じ年です。 ご主人がいて、子供さんがいて、残されるご家族のことを思うと、若くして逝ってしまう彼女は 無念だったと思います。 けれども、彼女はきっと天に召される直前まで、生きる望みを捨てていなかったと思います。 彼女とは、いつか会おうねと言いながら、とうとう会わないでいるうちに、この世を去って しまいました。 最後に、彼女とハグしておけばよかったな… 私の唯一の後悔です。 私は２年前にも、友人を乳がんで亡くしています。 彼女は３３歳でした。 私がうつになって生きる望みをなくし、死にたいと思いふらふらとさまよっていたとき、 若い友人の訃報を聞いて、目が覚めました。 生きたいと思っても生きられない人がこの世にはたくさんいるのに、私は自ら命を絶とうなんて、 いったい何をやっているんだろう？ その彼女とも、いつか会おうね、と言っていたのでした。 いつか、なんてない。 いつか、なんて先延ばしにしていたら、一生あえないかもしれない。 私はパワフルだとか、生き急いでいるとか言われることがあるけれど、その原動力となっているのは 友人が若くしてこの世を去ったのを見たからです。 そして、彼女の分までしっかり生きようと思ったからです。 私がとてもお世話になった大切な人も、喉頭がんでこの世を去りました。 その人の命日は、私の誕生日です。 一生忘れられません。 愛する人へ、愛してるって言ってますか？ あやまらなくちゃいけない人に、ごめんなさいって言ってますか？ 育ててくれた両親へ、ありがとうって言ってますか？ 言おう、言おうと思って言えないでいること、いつになったら言いますか？ いつかやろうって思っていることは、いつになったらやりますか？ あなたの大切な人といつ会えなくなってもいいように、後悔しないように気持ちを伝えてください。 いつこの世からいなくなってもいいように、やりたいことは先延ばしにしないで、やってください。 日々を一生懸命、悔いなく生きてください。 他人事じゃないです。 アナタの身近にも起きうることです。 そして、アナタ自身の健康にもっと注意してください。 健康のことをもっと真剣に考える機会をもってください。 カラダからの小さなメッセージを見逃さないでください。 もっと自分を愛して、大切にしてください。 アナタの周りにいる人も、愛して、大切にしてください。 限りある時間を大切に生きてください。 私の切なる願いです。 昨日天に召された、大切なあなたへ。 私はあなたの分まで精一杯生きるから。 私と出逢ってくれてありがとう。 あなたの笑顔、忘れない。 遠い空から、私を見守っていてね。 ご冥福をお祈りいたします。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2006.05.19 00:50:46
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