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今日の横浜は久しぶりに晴れて気持ちいいです。
朝から洗濯物を干してスッキリです^^ 昨日は大雨の中出かけて、お茶の師匠とランチしていました。 師匠に会うのは5年ぶりくらい。 昨年の私の結婚式に招待したものの、 「エジプトにピラミッド見に行く日と重なっているから残念だけど出席できないわ。」 とお返事をいただいた。 それっきりになっていて、結婚式の時の写真もお見せしたいので久しぶりにお会い したいのですが…と電話したのが先月半ば。 「あらぁ、お久しぶりね。お元気だった?私は5月にマチュピチュに行ってきたのよ。 会いたいなんてうれしいお誘いね。でも来週からカナダに旅行に行くの。 お会いするのは10月頭でいいかしら。」 と言われて、やっと会うことができた。 師匠とのランチは和食がいいかな、と思って和食のお店をいくつか調べておいた。 旅行バッグをパンパンに膨らませて現れた師匠は「ランチはイタリアンでいいかしら?」と言う。 ちなみに師匠は71歳。 52歳で水泳を始め、今ではほぼ毎日プールに通い、1000メートルは泳ぎ、 最近ちょっと太っちゃったから、と毎朝6時に起きて、1時間ウオーキングをしているという。 好奇心旺盛の師匠、初の海外旅行は今を遡ること40数年前。インドだったという。 旅行にちょくちょく行きだしたのは、5年前くらいからかしらね、という師匠と 確か最後に会ったその5年前のときも、カナダから帰ってきたばかりで、お土産に カナダのカレンダーをもらった記憶がある。 師匠はよく召し上がる。 前菜、サラダ、ピザ、パスタ、食後のコーヒーを残さずに召し上がり、私がピザとパスタを 少々残していると、 「やせているんだから、しっかり食べなさい」と言って、最後まで私に食べさせた。 師匠とだから、今日のランチは和食がいいかな?などと「70代=和食」という つまらない私の枠を見事にぶち破ってくれた。 ところで、その大きく膨れた旅行バッグには何が入っているんですか?と聞くと バッグからいくつか袋を取り出し、 「はいこれ、おみやげね。それからこれが写真ね。」と カナダ土産のメイプルシロップの小さなボトルと、チョコレートをくれて、アルバムの束を出した。 カナダの写真が3冊、マチュピチュの写真が5冊だった。 雨の中わざわざ重たいのに持ってきてもらって恐縮です、と言ってアルバムを見せてもらった。 「空港のチェックが厳しくて、空港の免税店で化粧品を買っても手荷物で持って行くと 水ものだからって全部没収されちゃうのよ。 メイプルシロップも瓶で割れ物だからって手荷物で持っていって、空港で没収されるのも イヤでしょう。だからかわいくないけど、プラスチックのボトルのにしてスーツケースに入れて 持って帰ってきたのよ。 でもそのスーツケースも35年目にして、向こうが勝手に開けてチェックしたんだか、壊されて しまったわ。」 いやいや、大変でしたね。イギリスのテロ騒ぎがあってから、ますますセキュリティーチェックも 加熱していますよね。そんなご苦労の中、お土産買って来てくださってありがとうございます。 「マチュピチュもよかったけれど、ナスカの地上絵の方がよかったわ。 私は英語が話せないし、向こうもあんまり英語が話せないから、何行ってるか さっぱりわからなかったけれど。」 いや…、マチュピチュも十分いいと思うんですけど… 「ペルーでイグアスの滝を見て、カナダのナイヤガラの滝を見たから、あとはアフリカの ビクトリアの滝を見たら、世界の三大滝を全部見たことになるんだけど、さすがにアフリカに 行くのは大変そうね。」 はぁ…、マチュピチュまで行っちゃったんだから、アフリカも師匠にとってはそう遠くないと 思いますよ。 などと話しつつ、写真を見ながら聞いてみた。 失礼ですが、70過ぎても年に2回も海外旅行に行って、お茶と生け花も教えて、毎日プールに 通って1000メートル泳ぐ、その元気の秘訣はなんですか? 「そうねぇ… あまり、くよくよと考えないこと、そして余計な心配をしないことかしら。 人は勝手にいろいろ言ってくれるけれど、ああ、そうねぇ、とサラリと流してあんまり人の話は 聞いていないかも。 何かうまくいかなかったり、ひっかかったりすると、ああ、そういえば、誰かにこんなこと 言われてたなぁって思い出したりして、ちょっと気をつけてみるとか。 人のことは気にもなるけど、余計な詮索はしないこと。適度に人と溝を作っておくことね。 あとは、直感ね。ピンときたことは動いてみるけれど、ピンとこないものは周りがどんなに いいものだとか薦めてくれても動かない。 そして、食べたいものを食べて、好きなことをして、毎日体を動かしていれば元気でいられるわよ。 野菜はできるだけ素材がいいもので、新鮮なものを食べるようにすること。」 なるほど… 「健康診断ももうここ何年も行ってないのよ。行って調べてもらって、ここが悪いです、 とか言われて気にして病院に通ったり、あと何年の命って知らされて生きられるかなって ビクビクしながら暮らすより、知らないで楽しく暮らしてて、あるとき、もう手遅れです。 あと何ヶ月の命ですって言われた方が気が楽でしょ。」 これは、一理あるなぁと思いました。 早く病院にかかって、早期発見早期治療で長生きした方がいいという考えもあるけれど、 師匠の場合、白血病だった弟さんの闘病生活を見て、看取っているから、こういう考えになる のだと思いました。 ところで、そのバッグの中身は?と聞くと 「今日はこれからまたプールに行って一泳ぎしたら、夜は生け花を教えに行くのよ。 水着とタオルと着替えと、お花のお道具。いったん家に戻ると面倒だから、全部持って 出てきちゃったわ。」と なんともパワフルである。 別れ際、次の旅行のご予定は?と冗談半分で聞いてみた。 もうしばらくいいわぁ、などとおっしゃるかと思いきや、 「11月にドイツにクリスマス市を見に行くのよ。お土産何がいい?」 ×××!! またしても、「もう今年2回も海外旅行に行ったから行かないだろう」という 私の小さい枠をぶち壊してくれた。 恐れ入りました!! この間の「PPK」のように、私も年をとっても健康で、気の合う友達がいて、お金に余裕があって、 食べたいものを食べて、好きなことをして、年に一度は海外旅行に行けて、あるときぽっくり 逝けるような人生を送りたいと思ったのでした。 ☆みなさまにも私にもたくさんの幸せが降り注ぎます。 私に関わる全ての人に感謝しています。ありがとうございます。 そして今日も一日すべてのことに感謝しています。 ツイてる、ツイてる。すべてはうまくいっている☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.10.07 11:37:35
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