バラとワイマな日々

私のベランダに必要なバラの色。
濃い色。不思議な色。ブルー系。ブラッシュピンク。

こんなテーマで考えて悩んだのですが、あと香りという大問題があって
どうしてもラ・フランスかガートルード・ジェキルかどちらかが欲しかった。
濃い色は紫燕飛舞かアランティッチマーシュかウィズリーか。

色の混ざり方がとにかく好きだわとずっと頭から離れなかったのが
ジュビリーセレブレーション。
でも、香りが柑橘系が強い&大きくなりそうというのがネックだったんだけど
濃い色と不思議色の両方を満たしてくれるし、やっぱり好きと思ったので購入。

　　

派手!!
花がでかっ!!



もりもりと盛り上がって、咲き進んだ姿はあまり好きじゃない。
そして香りが…やっぱり好きじゃない。強烈すぎる。
輸送のストレスで香りがおかしくなっていたので、届いた日はレモンが強く出ていて
すっぱいすっぱい。翌朝はラズベリー+ダマスクに変化していたけれど。

苗がジメジメでひどく傷んでいたので、粛々とお帰りいただいた。

　　

元々は太い枝3本立ちの大苗だったのでしょうね。展示期間中に1本、根元から
腐って落ちた痕。2本目もキャンカーっぽい状態で、接ぎ木テープをはずしたら
クラウン部分が指で押すとぐすぐすと少し柔らかい。
2番花を咲かせている枝1本だけがまぁまぁまとも。

お店の方は、丁寧に謝ってくださったし、返金してくださってそのまま良かったら
育てて頂いてと言ってくださったけれど、残念ながら我が家にはスペースが…
というわけで、返品させてもらいました。

花持ちがイングリッシュローズにしては驚く程良く、とても耐病性もあり強いバラ。
華やかな花色で、とにかく目をひくけれど、たおやかさがまるでない。
これはデイビッド・オースチンのイヤミだなと思ってしまった。
早く引退してチャールズに王位譲りなよ、エリザベス…と言いたいんじゃ?

美しい状態でしか見た事がなかったので、しかも本物見たのは秋の花だけだったし。
春の花がこんなにでかくて(大きければ良いってもんじゃない)、派手派手で
咲き終わりの花容がまるで私の好みではないというのも想定外だった。
そして、この品種はとてもフォトジェニックです。
特にPCの画像だと画面の光で色に透明感が出るので本物より美しく見える。
実際の弁質は固くてしっかりしていて、透明感はほとんどない。
HTにクイーン・エリザベスというやはりかわいげのない(私的感想です。このバラが
お好きな方、ごめんなさい)強健種がありますがその弁質に似てます。
エリザベス…しっかり強すぎ。

ばいばいじゅびりー。ご縁がなかったのね～


ジュビリーセレブレーション　(中ER複)　大苗　6号鉢植え品 　★


バラ苗　ハイブリッド・ティー　　クィーン　エリザベス　大苗6号鉢　四季咲き大輪　ピンク系