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バラとワイマな日々

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2008年06月30日
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昨日はとても寒い雨でした。友達とこの涼しい梅雨の話になり、去年どうだっけ?
と問われたので、去年はすっごく暑かったよ~と自信まんまんで答えたのですが
ブログを読み返してみたら、去年は涼しくて空梅雨だったんですね。
真夏はすごーく暑かった記憶があるんだけど。

今年はやたらに雨と曇りが多くて低温な東京です。
二番花の季節なのに、昨日のような豪雨では地植えの方は泣けてくるでしょう。
ベランダでさえも強く降込んでシスター・エリザベスの花が傷みました。

今日は雨上がりの曇り空。あんぶりっじの葉裏が怪しく赤くなって波打っています。
レモンシフォンときゃさりんにもウドンコがちらほら。
除菌ティッシュふきふきも面倒なので、一気に全体を殺菌するために
ベーキングパウダーを100倍に希釈して散布しました。これやると葉っぱに点々と
白い粉が残るのですが、背に腹は代えられません。
予防効果はないので、発病している株だけに。野菜類、花き類、観葉植物のうどんこ病に効果的【フェスティバル0630×10】住化タケダ園芸 カリグリーンも持っているのですが、一袋が1リットル分なので3株には多くて。
ベランダ全体がウドンコ発病しないと出番はなさそうです。
300mlの水に小さじ3のベーキングパウダーを溶かして、バイオゴールドバイタルDX きままにミストの空き容器でシュッシュします。
このスプレー容器はとても良く出来ていて、とても細かい霧状になりますし逆さにしても
ある程度はしゅっとできるので、少量の散布にはとても重宝です。

あんぶりっじ080630  あんぶりっじ080630-2

こんなに大きくなりました。直立なので扱いやすいです。横張りめありがいた場所
室外機上でも収まってくれています。
乾いてくるとこのように白い粉が残ります。このまましばらくおいておきます。
今日は曇り空なので葉焼は起きないでしょう。
去年の日記にやはりこの2番花の蕾がふくふくした頃にウドンコがひどくなっていて
ベーキングパウダーを撒いています。花にパワー使って疲れるのでしょうかね~

そして買ってしまいました。


バラ専用キトサン 500ml

前々から試してみたかったものです。鉢増用に馬ふん堆肥を購入したついでに。
黒点病だけではなく、ウドンコ病の軽減にも良いらしいです。
冬の間も根気よく潅水したりすると、糸状菌をやっつける放射菌が増える。
放射菌は抗生物質を作る菌なので、病気に抵抗する力があるんですね。

ググったら詳しい説明があるページがあったので転載します。

△放線菌
 抗生物質を作るので名高い放線菌は,細胞でつながっていて数珠状や螺旋状になる特
徴があります。寒天培地上では細菌に比べてコロニーが硬く,表面が粉をふいたように
なります。土壌にすむものが多く,有機物の少ない痩せた土や火山灰土,乾燥地などに
多いです。細菌と同じように有機物を分解する能力が高いです。

△糸状菌
 糸状菌は俗にかびと呼ばれ,きのこと同じ真菌類に属しています。土壌微生物のなか
で糸状菌と呼ばれるものは藻菌類と不完全菌類です。下等な糸状菌,藻菌類はべん毛の
付いた游走子を作るべん毛菌と接合胞子を作る接合菌とに分かれます。このグループの
菌は菌糸に隔膜がありません。べん毛菌類には水中や湿ったところを好むものが多いで
す。接合菌類のなかにはケカビやクモノスカビ,モルティエレラなどのように落葉や土
壌,動物の糞や果実などに付いて,分解しやすいものを栄養源として暮らすものが多い
です。動植物に寄生,共生するものもあり,総じて成長は速いです。
 落葉や土壌からよく分離されるものが不完全菌類です。このグループは完全世代が不
明なものをまとめただけで,その大部分は元来子のう菌であると考えられています。ペ
ニシリウムやアスペルギルス,トリコデルマなどの土壌菌もすべて不完全菌類に属して
います。
 藻菌類と違って,不完全菌や子のう菌の菌糸には隔膜があります。分生胞子や厚膜胞
子を作りやすく,繁殖力が高いです。炭素化合物を分解する力が一般に強く,植物遺体
の多い森林土壌にはいきおい糸状菌も多いです。
 落葉や落枝などを分解するのに大きな役割を果たしいてる子のう菌のグループがあり
ます。大きな子実体を作らず,ごま粒ほどの子のう核などを作るので,これはきのこと
いうよりむしろかびの仲間と考えた方がよいでしょう。

△落葉の分解
 植物の葉は芽を出したときから様々な微生物や動物に狙われます。葉は虫に食われ,
病原菌に殺され,消費されます。緑色植物は地球上に現れて以来絶えず病虫害の洗礼を
受けてきました。そのため,葉にはクチクラ層ができ,毛が生え,タンニンやフェノー
ル系物質のような微生物が嫌うものがたまり,幹には樹皮ができ,材は分解しにくい物
質でかためられてきました。
 このようにもともと腐りにくいはずの植物の葉も成長が止まると,直ちに微生物の餌
食になります。地上の老化した葉や枝には細菌や子のう菌,担子菌などが付いて腐り始
めます。地表に落ちたときには,既に微生物による一次分解や物質の変化が起こってい
ます。

△土壌と微生物
 土壌の構造や土性は,土壌中の水のあり方や酸素,二酸化炭素の濃度,微生物の生活
空間などを決める上で大切です。細胞の小さな細菌や放射菌は粘土に多く,孔隙率の小
さなところでも繁殖します。糸状菌やきのこは太く長いので,孔隙率の大きい土に好ん
で繁殖します。例えば砂浜の土が菌糸でかたまったり,マツ林の尾根の表層土壌が菌糸
層に覆われることも多いです。
 この他,有機物の多少,酸性度,水分の多少などによっても微生物の種類や繁殖状況
が異なります。
 まだよく知られていませんが,土壌の母材によっても微生物は違っているように思わ
れます。石灰岩では細菌や放射菌,花崗岩では放射菌,頁岩では糸状菌が多い傾向があ
ります。

放射菌は粘土質の痩せた土に多いという。昔ながらのナーサリーは粘土質の土で
栽培している所も多いし、昔の栽培書は川底土を推奨していた。
それは放射菌が多いからという理由だったのかもしれない。

有機物がたっぷりで多孔質の土は糸状菌の巣窟ってことじゃん。
ということは、バラ栽培に適すと言われている土自体がそもそも糸状菌大繁殖の
原因ということになる…
粘土は水はけが悪いということは保肥力と保水力があるということ。
実は乾燥しやすいベランダの鉢栽培なら粘土質の方が良かったりして???


荒木田土  小袋  約1.6L






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Last updated  2008年06月30日 17時02分44秒
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