テーマ:バラがすき!(30732)
カテゴリ:ラ・フランス(HT)
今日のラ・フランス。るんらるんら。
昨日よりも咲いてきて頭が重くうなだれ~カットして部屋の中で思う存分くんくん することにした。 似たような写真連続ですが… まぁぁぁあ、なんとも不整形な花であります。でもそこがこの品種の良い所。 まるまるとした芽キャベツが一枚一枚反り返って、剣弁になっていく。 完璧な整形美人もほぇぇぇぇって感じで見飽きないけど、 こういう乱れっぷり美人も個性的で面白いから見飽きないのよね。 1867年作出、ヨーロッパで初めての完全四季咲きブッシュ型大輪剣弁高芯種。 中国ではもっと昔から四季咲きのバラがあり、明の時代1368~1644年には剣弁高芯の かなり完成された四季咲き芳香種があったとのこと。 1789年がフランス革命、その後のナポレオン一世の皇妃ジョセフィーヌがバラ好き で収集と改良にかける情熱とお金と場所を持っていたから今に至ると。 ナポレオンと結婚したのが1796年、1799年にマルメゾン城で暮らしはじめて 皇帝即位に伴って皇妃になったのが1804年嫡子が産まれないからと離婚1809年、 城の周りにあった庭園や森を買い取って拡張したいとナポレオンにねだったのは 離婚の3ヶ月前だったみたい。バラ園や植物用の温室なども作って手を入れ続け、 離婚後もマルメゾン宮に暮らして1814年没。 バラは250種からスタートして収集と改良交配を重ね、最終的には4800種以上! うん?マルメゾンに住んだのたったの15年。すごいパワーと速度だなぁ。 その中に中国の四季咲き、日本のハマナス系もあったらしい。 一体、何人の庭師と育種家が働いていたのでしょうか??? 彼女の浪費・収集癖は相当なものだったみたいで、珍しいものは東洋からでも どこからでもお取り寄せ。 1年間の口紅代は今の金額で250万円、靴は500足、ドレスは900着…うらやましい。 マルメゾンのバラ園は、その後1871年普仏戦争でプロイセン軍に踏み荒らされて しまったんですって。プロイセン人、無粋なやっちゃなぁ。 最も戦争ですから、本当はどっちが踏み荒らしたのかわかったもんじゃぁないけれど。 イメージ的にはドイツ人の方が無骨だから分が悪いやね。 当時のプロイセン王国のヨーロッパ侵攻はすさまじい勢い。首相はビスマルク。 アルザス・ロレーヌ地方を奪い、砲撃鳴り響くヴェルサイユ宮殿でプロイセン王改め ドイツ帝国皇帝ヴィルヘルム一世の即位式が行われ、パリ陥落。 ビスマルクが「バラ園は踏み荒らすな」と命じたので、今も当時のまま残っている… な~んて話だったら、ずいぶん男をあげたのに。 【シャトー・マルメゾン】シャトー・マルメゾン 750ml 1998年 スーブニールドゥラマルメゾン (B薄桃) 新苗 ○ クリストフルマルメゾン 0018デミタススプーン 036 バラ新苗 ハイブリッド・ティー ラ・フランス 4号鉢 四季咲き大輪 ヴィンテージローズ ピンク系 グルワール ドゥ フランス (G桃) 新苗 ○ アンファン ドゥ フランス (HP桃) 新苗 ○ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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