テーマ:ワイマラナー(43)
カテゴリ:犬の緑内障
3年以上前の2015/7/5の日記、公開しないまま忘れていました。
左眼が1月5日の夜、右眼が7月5日まだ暗い早朝 とにかく突然の、急激な発症でした。 思い出したくない悪夢がよみがえり、非科学的だけど同じ日付に また何か起きるのでは?と右眼発症から丸一年の7月5日、嫌な予感が朝からして心配していました。 今日は大丈夫みたい。ふわわわぁ〜 シリコン義眼の左眼は角膜炎が起きてます。 涙はたっぷりあるので、普通の角膜炎ならこんなに頻発しないはずですが。 自己免疫疾患の角膜炎。サリーは何かと特殊です。 違和感があるようで、時々前脚でこするので 悪化したら大変❗️ヒヤヒヤします。 右眼はこんなに綺麗になりました。 コソプト3回とキサラタン1回が効いて眼圧は9 それでも高眼圧の時間帯があるようで 牛眼がじわじわ進行中です。 小型犬に多い緑内障と大型犬に多い緑内障は かなり違うようです。 サリーが右眼に受けた前房シャント手術は 柴やアメコカだと予後がとても良いのですが… 大型犬に多い隅角閉塞性急性緑内障では 手術するケースも発症数も日本ではとても少ないと思われます。 秋田犬、サモエド、シベリアンハスキー、アラスカンマラミュート、ノルウェジャンエルクハウンド、フラットコーテッドレトリバーが好発犬種のようです。 隅角の発育不全がまずありきらしいので、サリーは生まれつき隅角が狭かったのかも。パピーの頃からずっと目頭に白っぽい目ヤニを付けてる子犬でした。 さらにシュレム管が詰まったりする他の要因が重なると ある日突然、房水の排水が完全にできなくなり急激に眼圧が上がります。 とても激しくて急な眼圧上昇なので 水晶体脱臼やブドウ膜炎を併発してしまいます。 フラットコーテッドレトリバーの症例はどのくらいあるのか、大型犬緑内障の治療法を知りたくて必死で調べてた頃に読んでたフラットオーナーさんのブログが2つありました。 1つはサリーと同じ前房シャント手術を受けていてしばらくは順調だったけど、 今度は眼圧が下がりすぎてしまってあまり良くない状況 という日を最後に途切れていました。 その後の様子を知りたくて、何回か検索かけましたが ブログ自体をやめてしまったのかな?見つかりません。 もう1つはサリーとは別の治療法を選択して、2年間点眼とマメな通院を頑張って 最終的には眼圧上昇を止める手術をしたようです。 近くにとても腕の良い先生がいて 急変してもすぐ連れていけて毎日とか毎週とか 状態によっては通える場合に可能な方法。 5歳から緑内障で6歳半から全盲で10歳で亡くなったシンディちゃん。 左の義眼手術直前のサリー 完治する治療法がない緑内障。 視力がなくなっても高眼圧の痛みが続き 眼圧を下げる点眼薬、なぜか効かなくなる日が来る病気。 右眼もシリコンの義眼にするなら、手術は一刻も早くと言われてるけど コソプト3回とキサラタン1回で9まで下がってるんだから もう少し、せめて2年過ぎるまで。 というか、また全身麻酔で義眼手術をして、薬漬けの日々になり、2ヶ月以上のエリカラ生活と運動制限。 義眼にしたらオールオッケーならまだしも、ドライアイや角膜炎を起こすし。 などと考えると決心がつきません。 2018年追記。このあと手作りご飯にビタミンC、βグルカンとEF乳酸菌を与え始め3ヶ月で眼圧が安定しはじめました。キサラタンがまた効き始め、1日1〜2回の点眼になりました。頻発していた自己免疫性角膜炎もほとんど出なくなりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018年10月29日 22時50分58秒
コメント(0) | コメントを書く
[犬の緑内障] カテゴリの最新記事
|
|