ふぇいばりっとだいありー

　　新譜☆きみと手をつないで

　たっぷりの3枚組。　先に時間のある時にやっつけておきますか…（笑）　って訳ではありませんが早速聴きました。　いやぁ～凄く良かったです。　ちなみに原作は未読ですが　ゆっくりと丁寧にお話しが進むので原作未読でもしっかり1冊読んだと思う位でした。　まあ、3枚組みですからねぇ。
　上から目線みたいで申し訳ないのですが…　主役の御二人　武内氏も羽多野氏もどんどん上手くなってる気がします。　武内氏は割と硬質なお声で　ちょっと意地悪だったりする役が多いと思ってましたが　神堂風威（鈴木裕）と言う　少し足りない純真無垢で大人しい引き篭もりの小説家がピッタリでした。　自分の初恋が破れた事にさえ気がつかず　自分の感情がどこにあるのかにも気がつかず。　それでも少しずつ現実を受け止めて成長しようとする青年を可愛く清らかに演じておられました。　ＦＴによると御本人は途中で叫びだしたくなりそうだったようですが（笑）　兵藤香澄は紹介されて神堂の家にやってきたハウスキーパーで有名ホラー作家の現実に衝撃と戸惑いを受けるのですが　彼の生活改善など世話をしている内に次第に彼への気持ちが変化していくのであります。　モノローグも台詞もたっぷりで羽多野氏を堪能出来ます。　そしてご苦労様でした。　色々我慢していたのが爆発する所とか　勝手にグルグルする所とか　とっても素敵でございました♪　仲井貴宏＠森川氏は幼い時から神堂の面倒を見てきた人で現在は出版社に勤めている人です。　彼がキーマンなのです。　ノーマルな普通の人で森川氏御本人もＦＴで仰ってましたが　こういうスタンスの役をＢＬで演じられるのは珍しいかと思いました。　とかくＢＬではこの立ち位置の人が主役に手を出したりして騒動になったりするので（笑）　噛ませ犬と言う訳でもなく…当て馬でもなく…　でもまあ色々複雑な存在ではあるのですがね　兵藤にとっては。　良い意味でもこの脇のキャスティングはナイスだったと思います。　出過ぎず　でももしかしたら何かあるのでは？と思わせる森川氏の演技はベテラン？ならではなのではないかと思いました。ほんとに楽しめました♪
　たまにはこういう　ゆっくりたっぷりしたＣＤも良いですね♪　役者さん達はテンション保つのも２日に渡って収録するのも大変だとは思いますが。　ショタっぽい受けって苦手なんですけど～　なんか絡みも凄い新鮮で萌えました。　そしてＦＴも面白かったです。　勝手に司会？の森川氏が微妙に暴走気味（笑）　武内氏も羽多野氏も後輩だし～突っ込めないし～（爆）　いつもこういう時のいぢられ役の羽多野氏がノビノビしているのも珍しい。　武内氏がヒヨワキャラを確率？！　ちなみに　収録レポ　←はこちらです。