ふぇいばりっとだいありー

　　コルセーア（月を抱く海 1）

　読み終わりました♪　前作の「風の暗殺者」から２年経過しています。　なのでアウラの息子も２歳になって登場しています。　カナーレはアヤースと共にわりと静かに時を過ごしていたようで　愛される事に慣れ　また甘え　時には軽口をたたいたりもしています。　しかしそれでは物語が進まないので（笑）　やはり何かが起きる訳ですが。　ピサールでは暗殺集団シャルク殲滅の為に　ヤーニ自らシャルクの本拠地に乗り込もうとしていました。　シャルクに常に命を狙われているセサームは　そんなヤーニを心配して　カナーレにヤーニとの同行を求めてきたのです。　逡巡したのですがやはりセサームを助ける為にカナーレは忌まわしい幼い頃の思い出の残る　シャルクの本拠地に同行することを決意するのであります。　そんな中プレヴェーサでも大変な事が起きていて…。　なおかつまたしてもカナーレが行方不明に。
　起承転結の「起～承」ぐらいまでのお話しでこれから更にどうなるのだろうと思わせて１巻は終了です。　今回はピサールのセサームとヤーニの関係や話が沢山出てきてその辺も面白かったです。　海賊プレヴェーサチームにもまた同時に大変な事態が起きる訳ですが　プレヴェーサの残った面子　レティ、シロッコをはじめどうもコメディ路線なのですが　起きて居る事は誘拐ですので深刻なのです。　そしてやっぱりアヤースはカナーレを追いかけなくてはならないようです（笑）　カナーレを巡る　セサームとアヤースの遣り取りの場面は読みながら　こっちまで緊張しました。　で、そんな緊張の後にはしっかり「緩和」と言う名のラヴシーンが待っているのですが♪　そうきっと私がこの作品が好きなのは　緊張感とかリズム感とかシリアスとコメディとのバランスが絶妙な所なんですよね。　もう次の２巻が待ち遠しいです。

　Webらぢおとか全然聴けてない…（涙）　お休みの日まで我慢我慢＾＾；

■「愛してると言う気はない」初夏発売！来ました♪　めっちゃ楽しみ～そしてメモメモ。　変態さんの新キャラに誰が来るのかもまた楽しみですねぇ。