青水晶
先日、今の探しものは「アロマオイル」と「青水晶」と書きましたが、今日はその「青水晶」について、つれづれっとしてみたいと思います。「青水晶」 - blue quartz - なんて神秘的な響きなんでしょうまず、名前に一目(一聞き?)惚れです。私は学生の時バラ職人の話を聞いたことがあって、世界中のバラ職人の夢は「青いバラを誕生させること」というフレーズが忘れられないのです。そのせいなのか、「ブルークォーツ」と聞いたとき、ノスタルジックな幻想とミステリアスな感覚に襲われました・・・。それまで、水晶って透明系やシトリンの黄色・スモーキーの茶・アメジストの紫・ストロベリーの赤・漆黒の黒・ヒマラヤの深緑・・・まだまだありますが、青があるなんて!!!いろいろ検索したり本を読んだりしてみたのですが、「青水晶」と呼ばれるものは何種類かあるようです。まず、読んでみたのはこれ。様々な種類のクリスタルについて、その説明とパワーストーンとしての効果が書かれているのですが この本での「青水晶」は「青石英」とかかれていました。抜粋させていただくと、アベンチュリンの一種で青味ががった半透明や不透明色をしている。クロシドライト(青石綿)の繊維結晶が内包されたものを「サファイヤクォーツ」、デュモルティエライトを内包しているものを「デュモルティエライトクォーツ」という。なるほど・・・写真を見ると透明感はなく、でもどことなく地球のようです。 で、探し求める魅惑の「青水晶」ですが・・・。「インディゴライト」というのに辿り着きましたこれは何かというと・・・青いトルマリン(インディゴライト)のインクルージョンで青く発色するもの。その発色は、針状のものや全体がもやっと青く見えるものまでいいろいろあるそうです。 かなり近くなってきました・・・。綺麗ですよね~何とも言えない吸い込まれそうな色合いです。形状も水晶がベースなだけになかなかのものです。そして、もうひとつ!アエリナイト(Aerinite/1876)のインクルージョンによるもの・・・というのがあったのです。これは、スペインのマラガという所のごく一部でしか産出されておらず、しかも産出量が極めて少ない稀少なものなのだそうですここで初めて、 科学組織・SiO2(マグネシウムリーベック閃石を含む) 結晶系・六方晶系 / 硬度・7.0 / 比重2.65 / 屈折率1.54ということを学びました。写真をみると・・・確かに!岩の上にノスタルジックなブルーの結晶があるではありませんか!ただそれは、通常私たちが知っている水晶のクラスターのようなものではなく、簡単に言うと浜辺の岩場のフジツボ状態・・・??・・・でも、でも素敵なんですこれだっ!!しかも、こだわりの私のことです、稀少な石だから絶対数がただでさえ少ないのに、さがしてさがして、もーさがして・・・やっと見つけました明日あたり届くと思います・・・。今頃、海を渡っているころ今晩、夢に出てきそうです